【12/14】さよなら0系新幹線8号【ありがとう】
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名無し野電車区:
下手を承知で書いてみました。チラシの裏って言わないで(・○・)
〜鉄道唱歌 0系引退記念編〜
最速ひかりの名の下に 走るは高度成長の 国の威信を背負いたる 夢の特急此処にあり
国が歓喜し遠い日に 一路目指した大阪の 町を記憶に刻みつつ 最後の旅が走り出す
去り行くホームのダイオード 奇跡は神の労(ねぎら)いか 347の三文字が 別れを告げるさよならと
闇の彼方のトンネルに 轟音迫る新神戸 風神現り晩秋の 木の葉を散らし走り行く
多くの仲間と岡山の 車庫で眠った幾千夜 日本の未来は任せろと 東へ向かうカモノハシ
広島駅の発車ベル 駅に仕えし職員の 万感みなぎる敬礼に 応える汽笛も打ち震え
花道進む先駆者に 新山口に道を開け 見送る友は平成の 技術を尽くし500系
夕闇迫る小倉駅 共に苦楽知る者か 涙を浮かべる老人に 微笑む優しき団子鼻
名残を惜しむ乗客に 別れを告げる汽車の声 まもなく博多のアナウンス 車窓を濡らす涙雨
四十四年の終着に 国を背負いし英雄の 長き旅路は終われども 去りゆく笛の誇らしき