【駿豆ワンマン】伊豆箱根鉄道14【大雄山PASMO】

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603名無し野電車区
もちろん丹那トンネルの西側は本社を大阪市とするJR西日本管轄だよ
604名無し野電車区:2009/05/01(金) 01:50:49 ID:ToTTiAv2O
うんうん、東海がなければよかった。
そうすれば今頃沼津ではICOCAが使えただろう。
下関から広島の先までいくの快速もあるぐらいだから静岡、名古屋方面への快速もあったかもね。
605熱海分断は至極自然:2009/05/01(金) 02:17:40 ID:ToTTiAv2O
丹那分断(熱海分断)が妥当なものかどうか検証してみたい。検証にあたっては、
「沼津市」の現状を知ることが必要不可欠である。そこでまず、「沼津市」がどのような
ポジションにあるのか確認してみよう。
 (1)地理的条件:駿河湾水系で、箱根・丹那大山塊の西側に位置する人口20万の都市。
 (2)経済的交流:沼津市からの通勤流動は下記のとおり。
 ・静岡市へ(1342人)>東京区部・横浜市へ(計1031人)
 ・静岡大都市圏へ(5735人)>関東大都市圏へ(1853人)
 このように、沼津市は「静岡志向」であり、総務省の定義による「関東大都市圏」も丹那
トンネルを越えた熱海市からである。 ※なお、隣接する富士市からは静岡大都市圏に属する。
http://www.stat.go.jp/data/chiri/map/c_koku/pdf/map17g25.pdf
 もっとも、沼津・三島と東京・横浜の移動は通勤・ビジネス・遊興・観光客を中心に一定
数存在するものの、 この区間の移動は「新幹線利用」がスタンダードであり、また沼津と(丹那
トンネルおよび県境を越えた)神奈川県西部地区の結びつきはたかが知れていることから、
沼津駅からの在来線の需要は静岡方面が圧倒であるといえよう。
 「沼津市」の現状がわかったので、今度は、相模灘に面する「熱海市」について見てみよう。
「熱海市」は、常住する人口こそ限られている(4万程度)が、東京方面からの観光客が
非常に多い場所であり、そのうえ当地の住民の志向を見ても、行政上は静岡県・沼津圏に属するも
のの明らかに東を向いている。肝心の東京方面からの観光客の移動実態を見ても、小田原
・湯河原 ・熱海あたりまでは、新幹線を使う人も一定数存在するが、在来線特急や快速
アクティー、 各駅停車、そして臨時の湘新特快の利用のほうが主流であり、また東京方面
から鉄路にて伊豆へ向かう観光客の大部分は、丹那トンネルを越えず、「東海岸」に向かっている。
606名無し野電車区:2009/05/01(金) 02:23:19 ID:ToTTiAv2O
これは国鉄時代から一貫した傾向であり、そうすると「熱海分断」は理にかなったごく自
然なものといえよう。実際、2004年まで20数往復存在した沼津への直通電車は一部時間
帯を除いて明らかに供給過剰であった。当時のJR東日本のプレスリリースを見ても、「ご利
用の少ない、沼津・三島方面への直通列車を見直し、ニーズに併せて熱海折り返しを拡大させ
ます」旨の記述がある。 沼津直通の大幅減便を「新幹線を利用させたい東海の策謀」などと
根拠もなく決め付ける人間がいるが、当の減便はJR東日本側が提案したものである。
 とはいえ、「停泊の都合」や一部時間帯に限ってある程度の需要が存在することから、
9往復は残存しているのであるが、その9往復も、2011年の東北縦貫線の開通で全廃が
危ぶまれている。
 
 資料出典:2005年秋総務省実施「国勢調査結果」
 参考文献:鉄道ジャーナル07年2月号