【駿豆ワンマン】伊豆箱根鉄道14【大雄山PASMO】
関東と静岡の境は丹那トンネル。
碓氷丹那ラインの西側が関東であるはずがない。
50Hz 60Hzの境の富士川で分けるのが判りやすいと。
585 :
名無し野電車区:2009/04/27(月) 19:38:39 ID:yykPzaaB0
「沼津市は関東ではなく東海」…これには強い論拠がある。
まず、
@地理的に見ても駿河湾水系で、箱根山塊の西側である。
そして、
A東京区部と横浜市への通勤者数を合算しても、高々人口70万程度の静岡市への通勤者数より少ないうえ、
B東京横浜への在来線鉄道網があまりに脆弱。
C関東大都市圏にも含まれない。
これら複数の理由から関東であることが否定されている。
まず@が揺るがない事実である以上、それを帳消しにするだけの大きななにかがなければならない。
(たとえば下関市には関門海峡という明確な自然障壁があるが、小倉との強い結び付きがその障壁を
半ば帳消しにしている。※しかしそれでも下関市の九州編入云々には疑問を感じる人が少なくないだろう)
名古屋より東京横浜との縁が深いからといって、そんなことが関東であることの根拠にはなりえない。
名古屋か東京かではなく、静岡か東京かの比較が重要。
沼津市の現状(沼津市は静岡志向)
【通勤者数】
比較@.静岡市(1342人)>東京区部(781人)>横浜市(250人)>川崎市(56人)>浜松市(42人)
⇒∴沼津と最も交流の深い大都市は「静岡市」であることが判明。
といっても、東京の隣には横浜という大都市もあるから、それを考慮すると、
比較A.静岡市(1342人)>東京区部・横浜市(計1031人)
⇒∴それでもやはり静岡市への流れが優勢。
右辺に川崎、左辺に浜松を加えてみるとどうか?
比較B.静岡市・浜松市(計1384人)>東京区部・横浜市・川崎市(計1087人)
⇒∴結果は変わらず。
【通勤通学者数】
比較@.静岡市(1791人)>東京区部(1020人)>横浜市(362人)>川崎市(77人)>浜松市(64人)
⇒∴沼津と最も交流の深い大都市は「静岡市」であることが判明。
といっても、東京の隣には横浜という大都市もあるから、それを考慮すると、
比較A.静岡市(1791人)>東京区部・横浜市(計1382人)
⇒∴それでもやはり静岡市への流れが優勢。
右辺に川崎、左辺に浜松を加えてみるとどうか?
比較B.静岡市・浜松市(計1855人)>東京区部・横浜市・川崎市(計1459人)
⇒∴結果は変わらず。
熱海市の現状(神奈川県熱海市?)
○熱海市からの通勤者数
・丹那以西1151人(沼津市326人、三島市316人など。※1151人のうち富士川以西はわずか
59人)
・伊東市 524人
・東京都 509人(うち区部490人)
・神奈川県 1656人(うち横浜市147人、川崎市27人、小田原市453人、湯河原町686人)
∴
東京神奈川(2165人)>>丹那以西(1151人) ※うち富士川以西は59人と極めて少数
東京区部・横浜市・川崎市(664人)>>>>>>>>>>>>>静岡市(45人)
○熱海市からの近隣市町村への通勤者数
1.湯河原町 686
2.伊東市 524
3.小田原市 453
★沼津三島へはいずれも300人程度。
※通学者を含めると、1位は湯河原で変わらないが、2位伊東、3位沼津となる。
通学者を含めた途端、沼津・三島への数が300人程度から500人台までに跳ね上がる。
これは、公立高校などは県の枠に強制的に縛られつため、小田原の学校に行
きたくても、沼津の学校にしか行けないためである。
沼津市と熱海市とでは、決定的・本質的な違いがある。
【熱海市】
・相模灘に面し、丹那山塊の東側。
・いつの国勢調査でも静岡県で唯一関東大都市圏に含まれている。
・東京横浜への在来線一般電車、在来線特急電車がひっきりなしに走っている。
・沼津三島などの丹那以西へ通勤している者より、東京神奈川に通勤している者が多い。
(その差倍く。県の枠に縛られる通学者を含めても相当な違い)
・静岡市への通勤者は皆無(東京区部や横浜市への通勤者数が圧倒)
【沼津市】
・駿河湾に面し、箱根・丹那山塊の西側。
・関東大都市圏に含まれていない。
・東京区部と横浜市への通勤者数を合算しても、静岡市への通勤者より少ない。
・東京横浜への在来線電車は数えるほど。鉄道網は西(静岡・浜松)を向いている。
東京はこの半世紀で大躍進を遂げた。今や世界に誇る東京である。
そして、その東京を陰で支えたのは熱海である。
東京人は半世紀も前から、いや陸路未開の時代、豆湘人車鉄道の時代から熱海に訪れ、
保養し、日々の疲れを癒した。
すなわち、熱海は、東京の発展に寄与した多数の人々、上層階級から中産階級、永年ヒ
ラリーマンまで幅広い人達の原動力となったのである。
沼津がなかっても今の東京はあっただろうが、熱海がなかったら果たして今の東京はあっただろうか?
東京を支えた熱海が交通の利便性という恩恵を受けるのは自然かつ当然のことである。東京を大して
支えていない駿河の沼津や静岡大都市圏の富士にまでその恩恵を与えなければならないのか。
恩や利のないところに、恵みはこない。今だけではなく、ずっとこれからも。
いずれ湘新の熱海延長が定期化されるだろう。
熱海から東京・渋谷・新宿までの距離は約100kmで高崎・宇都宮と同じだが、
わずか4万の人口しかいない熱海が、高崎・宇都宮と同程度あるいはそれ以上に利便性の
点で優遇されているのはなぜか考えてほしい。
高崎・宇都宮はいずれも北関東の主要都市として東京の発展を陰で支えたから恩恵を受
けているが、 熱海がそのような都市と同等あるいはそれ以上の扱いを受けているという
ことは、東京は熱海を高崎・宇都宮と同程度、あるいはそれ以上に重要視しているということだ。
熱海、高崎、宇都宮、大月の4駅で東京区部直通在来線が最も多い駅は熱海であり、東京主要部
(品川、新宿、池袋、渋谷、東京のうち近いほう)への快速所要時間の最も短いのも熱海である。