JR九州のようにトロッコ列車を特急として走らせれば利用者が増えるのでは
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78581 さよならトロッコ列車 TRからJRへ 今秋、日南線で再出発
清算手続きを進めている第三セクター「高千穂鉄道」(高千穂町、TR)からJR九州に有償譲渡されたトロッコ列車2両の移送作業が19、20の両日、同町であった。
車両は北九州市にある同社工場で改造され、秋にもJR日南線で特急列車として再出発するという。
トロッコ列車は、日本宝くじ協会とみやざき観光コンベンション協会の全額補助により、2003年に導入された。
高千穂線の利用客が減り続ける中、トロッコ列車の利用は順調に増加。「乗車人員の落ち込みに歯止めをかける」と期待を集めたが、05年9月の台風被害がきっかけで全線廃止となり、同線での役目を終えていた。
車両の移送作業は、いずれも午後10時ごろスタート。TR高千穂駅から約1.5キロ離れた橋りょうまでレールの上を移動した後、大型クレーンを使って約7.5メートル下の国道で待機するトレーラーに積み込まれた。
現場には大勢の町民たちが訪れ、別れを惜しんでいた。