我に返った俺は考えた、時間も時間だ。
次カラオケなんかにいくと十分に夜を楽しめない
しかしこのままホテル行こうじゃあまりにムードが酷い。
少し強引だが・・・やむをえない。
俺は博打に出ることにした。
ちさとの方を向き首筋にソッと手を伸ばし軽くほっぺたを触る。
そしてこちらを向かせると少し驚いたような表情でこちらを見つめる
しかし拒否は無い。
自然と近づいていく二人の顔。
目の前が真っ暗になったと同時に
唇に柔らかくそして暖かいものが触れる
ゆっくりと唇を重ねる。
最初は優しく軽く、そしてすぐにいったん離す