281 :
名無し野電車区:
未着工区間の整備新幹線 いよいよ概算要求へ
【朝日新聞】 新幹線の新規着工、国交省が概算要求へ 実現は困難
http://www.asahi.com/politics/update/0821/TKY200808210261.html 与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(与党PT)は21日の会合で、北海道、北陸、九州新幹線の
未着工3区間について、新規着工に関する項目を09年度予算の概算要求に盛り込むよう国土交通省に指示した。
国交省は事業額を示さずに要求する方針だが、財源のめどは依然立っておらず、09年度からの着工は厳しい情勢だ。
与党PTの津島雄二座長は会合後の記者会見で「財源問題はなお検討の必要があるが、
それだけで新規着工の要求を出さないということは許されることではない」と話した。
与党PTは09年度予算案が決まる年末まで財源探しを続ける。
【西日本新聞】 整備新幹線 未着工区間 概算要求へ 長崎‐諫早など 与党PT要望受け
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/42769 与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT、津島雄二座長)は21日、九州新幹線西九州(長崎)ルートの
長崎‐諫早間など未着工3区間の着工を、2009年度予算の概算要求に盛り込むよう国土交通省に要望した。
同省は、PTの意向に従い概算要求する見通し。次期衆院選をにらむ与党が、
財源確保のめどがつかないことから09年度着工に消極的だった役所をねじ伏せる格好となった。
ほかの未着工区間は、北海道新幹線の新函館‐札幌間、北陸新幹線の金沢‐敦賀間で、建設費は計2兆円の見込み。
財源についてPTは、10年度以降の開業に伴いJRが国に払う施設使用料(貸付料)の活用を模索しているが、
不透明な状態。公共事業費削減に加え、資材価格高騰で既着工区間の建設費が膨らむ恐れもあるため、
同省内には「財源の見通しがつかない新規着工は財務省の理解が得られない」との見方が強かった。
PTの会合後、津島座長は「困難は承知だが、概算要求をしないことはあり得ない」と述べ、
政府予算案が固まる年末までに財源問題を決着させる考えを強調した。
282 :
名無し野電車区:2008/08/22(金) 00:37:00 ID:JuIWXdyk0
【中日新聞・福井】 北陸新幹線「即着工を」 与党PTが国交省に指示
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080822/CK2008082202000036.html 与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)は二十一日、北陸新幹線の金沢−敦賀など
二○○九年度中の認可、着工を求める三区間について、○九年度政府予算案の概算要求に
「財源を確保したら速やかに着工する」などの文言を入れるよう国土交通省に指示した。
三区間の総事業費は約二兆円だが、財源確保の見通しはない。同省側は会合で「財源にめどがなく、
とても概算要求できない」と説明したが、出席したメンバーから「地元の期待を裏切れない。
政府・与党のやる気を見せる必要がある」と押し切られた格好だ。
政府・与党が財源として検討するのは、現在建設中の北陸の長野−金沢など五区間の開業後に
JRが国側に支払う線路使用料(貸付料)。
同省の独自試算では、年間約五百二十五億円、三十年間で約一兆六千億円と見込まれる。
ただ、将来収入である貸付料を担保に金融機関から資金調達した場合、金利負担などを差し引くと、
実際に建設費に充てられるのは「一兆円にも満たない」(国交省幹部)のが現状だ。
さらに、鉄鋼やセメントなど資材高騰の影響で、同省の試算では新幹線事業費は現在より一割も増加する。
このため、同省としては「新規着工する財政的な余裕はない」というのが本音だ。
与党は年末の予算編成までに財源にめどを付けて、○九年度の着工にこじつけたいとしているが
「実現は不可能に近い」という声が与党内からも漏れている。
283 :
名無し野電車区:2008/08/22(金) 00:52:19 ID:oatKDD0G0
札幌は利用者では東京広島には遠く及ばないだろうが、売り上げは最高だろう
もちろん運行速度によるが
285 :
名無し野電車区:2008/08/22(金) 01:29:44 ID:JuIWXdyk0
整備新幹線 札幌延伸、概算要求へ 国交省、財源なく金額明示せず(08/22 00:25)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/113107.html 国土交通省は二十一日、北海道新幹線・新函館−札幌間を含む整備新幹線の未着工三区間の新規着工を
二〇〇九年度予算の概算要求に盛り込む方針を決めた。ただ建設費に充てる財源が確保できていないため、
金額を示さず新規着工の項目だけを要求する。同省は、同日開かれた与党整備新幹線建設促進
プロジェクトチーム(PT)の会合で、財源不足を理由に概算要求は困難との意向を伝えたが、
異論が相次いだため方針転換した。
未着工区間はほかに、北陸新幹線・金沢−敦賀間、九州新幹線・諫早−長崎間があり、
完成には三区間総額で約二兆円かかる。この財源について、与党PTはこれまでの論議で、
北海道新幹線・新青森−新函館間や東北新幹線・八戸−新青森など着工済み五区間の開業後、
JR各社が国に三十年間支払う「貸付料」を担保に調達することを検討してきた。
国交省は与党PTの会合で、貸付料の総額が約一兆六千億円になるとの試算を報告。
ただ、着工済み区間の建設費が資材高騰で増額した分に回したり、金利負担を差し引いたりすると、
新規着工に充てられる財源は約二千億円しか残らず「概算要求に新規着工を盛り込むことは難しい」と結論づけた。
これに対し、委員からは「財源は年末にかけてあらためて検討すれば良い」などの意見が続出。
国交省は、財源問題を先送りして概算要求することにした。
整備新幹線をめぐっては、新函館−新青森間などの新規着工が協議された〇五年度予算の概算要求でも、
財源の見通しが立たたないため金額を明示しなかった経緯がある。政府・与党は九月以降、
金額や着工区間、完成時期などを詰める一方で、財源調達に向けたJR各社などとの交渉も進める方針だ。