京阪電車スッレドPart96

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215名無し野電車区
「伊丹廃止」橋下発言巡り、関西3空港生き残り論争再燃 2008年8月3日17時28分
http://www.asahi.com/politics/update/0803/OSK200808030140.html

「伊丹空港の廃止も検討」――。
大阪府の橋下徹知事が、今度は大阪(伊丹)、関西、神戸の3空港問題で論争を巻き起こしている。
40キロ圏内にひしめく3空港は建前では機能分担してきたが、関係者の思惑は様々。
関西空港の減便を受けた「橋下流」の問題提起が、本音の議論に火をつけた。
「ずっと、議論を逃げてきたんですよ。じゃあ大阪府からやりますと」
橋下知事は2日、出演したテレビ番組でこう語った。3空港の併存を前提にせず、国際空港(関空)を基軸に関西をどう発展させるか、その戦略を自由に議論したい――。橋下知事は「伊丹廃止」発言の真意をそう説明する。

府幹部によると、6月ごろ、橋下知事が「伊丹をなくしたら、関空の需要が増えるんじゃないか」
と質問し、「そんなことを言ったら大変なことになります」と職員が制したことがあったという。
今回の発言後、橋下知事は担当職員に「言ってしまった。ごめんね」。

伊丹は国が設置・管理し、府に廃止権限はないが、橋下知事は年内をめどに府の戦略を示す意向だ。
府幹部は「しがらみのない自分なら思い切った議論ができると考えたのでは」と見る。

だが、伊丹側はおさまらない。伊丹廃止論は騒音問題が深刻化した70年代に強まったが、
国と地元11市が存続協定を結んだ90年以降は封印された。「素人が大胆なことを
言わないほうがいい」と批判した冬柴前国土交通相は伊丹に近い兵庫県尼崎市が地元だ。

一方、第2滑走路オープンから2日で1年となる関空側は「ありがたい」(平野忠邦・
関空会社副社長)と歓迎する。関空の建設構想は本来、伊丹廃止を前提に進められた経緯があり、
「伊丹さえなければ」との思いは強い。