>>973 一応、都留市の議会は市内へのリニア駅誘致を決議して、周辺市町村に働き掛けて行くことにしたようだ。
となれば、働きかけは都留市も加入している「リニア中央新幹線富士北麓・東部建設促進協議会」を通じて
ということになるわけだが、ここの協議会は富士山の北側にリニアの枝線を求めている。
この協議会へ熱心に顔を出してる国会議員は、堀内への刺客で送られた小泉チルドレンの長崎幸太郎だったが、
幸か不幸か次期選挙では自民党から山梨二区の公認を外されてしまった。堀内光雄にしてみれば、長崎支持派と
堀内支持派に別れた選挙区内での支持者統一を図るため、政治力でリニア駅誘致が実現すれば齢80を過ぎようとも
死ぬまで代議士で居られる確信が持てるだろう。
ところが、だ。堀内が地盤とする山梨二区には、山梨県議会で身延線との交差地点で駅候補地の噂が立った
市川三郷と、峡東圏域の駅誘致推進協議会が推す中央道甲府南IC近くの笛吹市境川町地点という「候補地」の
ほぼ全てがあるため、候補地を絞るのに下手な手を打つと反発を呼びかねない。だからといって山梨県内複数か所への
駅誘致など不可能だ。
もし、最初の「都留市内への駅誘致」で意思統一されるのなら、その候補地は中央道河口湖線と富士急行線と
リニア実験線が収斂する「リニア実験線センターの東隣り1km付近」となるだろうと推測できる。
駅前にほぼ直結する形で簡易ICを設置すれば、中央道によるバスアクセスも可能になる。かつての堤義明なら、
鉄道もバスも自分の会社でアクセスさせようと目論むだろうが、果たして堀内光雄にそこまで出来るだろうか。
結局、堀内は山梨県内で話がまとまった統一の候補地を「後押し」する形でしか、地元に関与出来ないだろう。