キハ搭載のディーゼルエンジンを語るスッレド 4気筒

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730名無し野電車区
>>729
> DDM もともと誘導電動機は回転数を上げることによって高いギア比を通して必要なトルクを小型の電動機で確保していた。
> 回転数=車輪回転数のDDMじゃどやっても無理。同期電動機でトルクは稼ぐみたいだけど、それにしたって重たいと思うんだけど

微妙に内容を取り違えてるように思う。
※誘導電動機のスベリ回転速度(=回転磁界の回転速度−回転子回転速度)は、トルクを掛けるとスベリ損失そのものなんで、
高速回転のモータなら比率的に1%〜2%となり我慢できる値だけど、DDMだと回転数が低く比率的に損失を無視できないので
スベリ損のない同期電動機にするわけでしょ。ギヤ比7とすれば誘導電動機式のDDMだと損失率が7%〜14%ということですね。
同期電動機にすればこのスベリ損失が無くなるからDDMを採用できる。
※トルクは大型化で稼ぐけど、同期電動機だから高トルクというんじゃありません。
※重量は回転数に反比例して重くなるけど、回転部の慣性能率に蓄えられ浪費されるエネルギーが回転数の2乗で効いて、
トータルでは低速回転高トルクモータが加速減速エネルギーを減らして有利だというのが103系の設計コンセプトで、
その究極の形が変速比1:1のDDMと言うわけ。だから原理的に「それにしたって重い」構造なんだよ。

しかしながら、モータをバネ上荷重にする機構がかなり中途半端であり、2重中空軸平行カルダン方式とかもっと思い切った構造が要るんじゃないかってのと、
永久磁石方式ってのは熱や振動に弱いのに、主電動機に使っちまって大丈夫かい?過熱して減磁してしまい立ち往生にならないだろうね。
しかもあんな高価な違法性マグネットだのサマリウムコバルト磁石だのを下駄電なんかに使いきれるのかい。
ウォークマンのモーター磁石は親指の爪程度だから使えるけど、1基1トン半もあるモーターだぜ……という半ばマユツバ感が消えないモンで、
試験途中に「廃車」だなんて騒がず、束が徹底的なデータ採取と理論化をして公表するのを待って決着を付けて欲しい。