−最高速度130km/hの魅惑−E531系 vol.19
E233系に搭載している主要な機器は、これまでの実績をふまえた機器として個々の信頼性向上を図っているが、
さらに機器の一つが故障した場合にも通常走行が可能となるよう、電気機器や保安装置などを二重系化するなど
してバックアップ可能なシステムとした。
このバックアップシステムはE233系で全く新たに開発したものではなく、TIMSの伝送・演算部の二重系化や
戸閉制御装置のバックアップシステムはE231系から、補助電源装置・保安装置(ATS-P)の二重系化は
E331系から導入しているものである。
鉄道ジャーナル誌2007年10月号 特集:通勤電車標準化へのステップ より抜粋。