【甘鉄】北部九州のローカル鉄道2【MR】

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121名無し野電車区
門司港レトロ観光トロッコ列車 全国初の事業申請 北九州市と平成筑豊鉄道
 福岡県などが出資する第三セクター平成筑豊鉄道(福岡県福智町)と北九州市は、同市門司区の門司港レトロ地区周辺で計画する観光列車の事業許可を13日、九州運輸局に申請した。
観光目的に特化した鉄道事業法上の「特定目的鉄道」で、全国初の申請。同地区の観光振興の起爆剤にしようとトロッコ列車を客車とし、2009年春にも開業する方針。
この日、同市の北橋健治市長らが福岡市の九州運輸局で大黒伊勢夫局長に申請書を手渡した。事業は北九州市がJR貨物から線路の一部を買い取るほか車両も保有、同鉄道が運営する上下分離方式を採用する。
同市は2008年度当初予算案に車両の購入改造費などの関連事業費に2億8000万円を計上。島原鉄道(長崎県島原市)の観光トロッコ列車と、南阿蘇鉄道(熊本県高森町)で使われていたディーゼル機関車を2両ずつ購入する。

運行区間は、JR門司港駅そばから和布刈(めかり)公園を結ぶ約2キロ。関門海峡沿いを走る、現在は休止中の貨物線・旧田野浦臨港鉄道の線路を使い、JR門司港駅近くなどに4つの駅も整備する。

 列車はディーゼル車にトロッコ列車2両をつなぎ、定員は約80人。運行は3月中旬から11月下旬の週末や祝日、春・夏休みの約130日間を計画し、1日14往復させる。利用者は採算ラインの年間10万人を目指す。

=2008/03/13付 西日本新聞夕刊=
2008年03月13日16時11分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20080313/20080313_028.shtml