157 :
名無し野電車区:
本日の中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20071217/CK2007121702072677.html 【三重】
真っ赤な列車、30年ぶり“里帰り” 北勢線活性化に一役
2007年12月17日
昭和初期から約50年間、北勢線を走り、四日市市内に展示してあった旧式の列車が16日、いなべ市北勢町阿下喜の「軽便鉄道博物館」に移設された。
約30年ぶりに“里帰り”した車両を一目見ようと、県内外から多くの鉄道ファンが詰めかけた。(蜘手美鶴)
同車両は、1931(昭和6)年から北勢線を走り、78(同53)年には、四日市市内の内部・八王子線に移籍。
廃車後は同市内の「四日市スポーツランド」に展示されていた。
車両の部材に木が使われた貴重な列車で、同博物館が「北勢線の活性化につながれば」と約3年前から移設の準備を進めていた。
午前9時半、トラックに乗せられた車両が同博物館に到着。関係者の見守る中、同博物館前のレール上に設置された。
車両は、長さ10メートルほどで、扉や床、窓枠や屋根が木製。
やや色あせた赤い車体が歴史を感じさせ、集まった人は車内をのぞいたり、車体に触れたりしながら見入っていた。
名古屋市南区から駆けつけた会社員男性(40)は「内部・八王子線を走っている姿を写真に撮ったことがあるので、すごく懐かしい。
寒い中、見に来たかいがあった」と感慨深げ。
同博物館の安藤たみよ館長(46)は「北勢線の活性化の一助になれば、うれしい」と笑顔を見せた。
158 :
名無し野電車区:2007/12/17(月) 20:16:21 ID:87MrHPqO0
本日の毎日新聞
http://mainichi.jp/area/mie/news/20071217ddlk24040051000c.html 鉄道:モニ220型226号、いなべ「軽便鉄道博物館」に移送 車両修復へ /三重
◇まちの歴史語り継ぐ−−2年で車両修復へ
かつて近鉄北勢線(現・三岐鉄道運営)を走り、国内に1台しかない「モニ220型226号」が16日、いなべ市北勢町、阿下喜駅のまちかど博物館「軽便鉄道博物館」に展示された。
同館は今後修理しつつ公開する。
モニ220型226号(長さ約11メートル、幅約2・1メートル、高さ約3・7メートル)は1931年に完成。77年まで同線、83年まで近鉄内部・八王子線を走った。
廃車後は四日市市の四日市スポーツランドに展示されていたが、今回、いなべ市が四日市市から譲り受けた。
この日は、塩浜運送(四日市市)の協力で同館へ移送。鉄道ファンなど約30人が作業を見つめる中、クレーンでつり上げて線路の上に下ろした。
今後の管理は同館が市民団体「北勢線とまち育みを考える会」の協力を得て行う。当初は展示のみだが、傷んだ車両を2年ほどかけて修復し、車内にも人が出入りできるようにする。
同館の安藤たみよ館長(46)は「電車は北勢線とまちの歴史を語り継ぐもの。北勢線に乗って見に来てほしい」と話している。【清藤天】
〔三重版〕
毎日新聞 2007年12月17日
159 :
名無し野電車区:2007/12/17(月) 20:20:08 ID:87MrHPqO0
本日の伊勢新聞
http://www.isenp.co.jp/news/20071217/news04.htm 懐し、昭和の226号車両 北勢線阿下喜駅に移設
【いなべ】いなべまちかど博物館「軽便鉄道博物館」(安藤たみよ館長)は十六日、いなべ市北勢町の三岐鉄道北勢線阿下喜駅の特設軽便狭軌レール上に昭和六年から運行していた226号車両を四日市市から移設した。
同車両は昭和五十三年まで北勢線で活躍、その後四日市市の八王子線で同五十八年まで活躍し四日市市のスポーツランドで保存されていた。
安藤さんらが約三年前から同車両を阿下喜駅に移設することを計画し、この日約二十人で四日市からクレーン車とトレーラーで運び設置した。
同車両の内装はすべて木造で、老朽化しているため現在、中に入ることはできないが、今後、中も整備して見学できるようにする予定という。
安藤さんは「先人の遺志偉業と沿線のみなさんの心の風景を次の世代へ伝えていきたい」と話していた。
同車両は外に展示されいつでも見ることができる。
同博物館は十月にオープンし約百点の北勢線関連資料を展示している。
毎週第一、三日曜日午前十時から午後四時まで公開し、開館時間内は北勢線の半分サイズの車両に乗ることができる。