【東京〜札幌】北海道新幹線68【4時間以内】

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9名無し野電車区
(北海道〜本州間の輸送の現状)
1.北海道〜本州間の旅客流動は年間約2548万人(H15年度)にも達し、そのうち86%を航空機に依存しているが、
  その大半は札幌(新千歳)〜東京(羽田)間の流動であり、年間925万人(H15年度)もの旅客数を数える。
  http://www.hkt.mlit.go.jp/tokei/nenpou/ryokyaku15/rt15_1.pdf
  http://www.hkt.mlit.go.jp/tokei/nenpou/ryokyaku15/rt15_10.pdf
2.北海道〜首都圏間の鉄道輸送は、八戸、函館乗り継ぎで9時間以上要するなど、所要時間が掛かりすぎており、
  実用性に欠けている。
  (シェアの大半は「北斗星」「カシオペア」といった特殊な列車を利用した層と考えられる。)
3.北海道〜東北間の旅客流動は、地域が隣接している割には小さなものになっている。
  これは、そもそも津軽海峡を隔てているという地理的な要因のほか、
  航空機の便数は札幌(新千歳)〜仙台間を除いてごく限られており、
  鉄道では時間がかかりすぎているなど、交通が不便な状況にあるためと考えられる。
4.北海道〜本州間の貨物輸送のうち、鉄道の占める割合は約8%であるが、
  全国平均からすれば高いシェアで、
  現に貨物列車が26往復(うち定期23往復、臨時3往復)も設定されている。
  これは、天候に左右されにくい青函トンネルを使った需要が一定の支持を得ているためと考えられる。

(新幹線の技術開発の現状等)
1.新幹線の速度向上技術は向上しており、最高速度300km/h運転については既に山陽新幹線において実現されている。
2.JR東日本では現在、最高速度360km/hでの営業運転の実現に向けて研究開発中であり、2005年6月に試作車をデビューさせ、
  3年間にわたる試験運転を実施中である。