寝台特急★富士・はやぶさ★なは・あかつき★21

>>309
彼はちょっとかわいそうな子だから、ちょっと大目に見てやってくれ。
この子も昔は、普通にブルトレにあこがれる、どこにでもいる少年だった。
東京の普通の家庭に育ち、特に優秀というほどではなかったが、普通に大学を卒業した。
だがちょっと時代が悪かった。
ほんの５年ほど前に大学を卒業したが、ちょうど就職氷河期だ。
３月の末になってなんとか小さな商社に入社したものの、仕事の厳しさに耐えられず、数ヵ月後に退職。
以後家に引きこもりがちの生活を送っている。
そんなある日小さな事件が起こった。
３歳下の妹が「大阪に出張に行く」と言って元気に新幹線で出かけて行った。
妹は彼とは違って入社直後からキャリアウーマンとしての１歩を踏み出していた。
そして２日後の朝、６時３５分品川着の急行銀河で自宅に帰って来た。妹は着替えと朝食をすばやく済ませ、化粧をして会社へ出かけていった。
両親はたくましく育った娘をうれしそうにそして誇らしげに眺めていた。
しかし、その時彼の心の中で何かが壊れた。。。。。
「ありえない。。。。。」
「俺ですら乗ったことのない銀河にあいつが出張で乗るなんて」
「妹が自分より社会で活躍しているなんて」
「そうだ、あんな列車が廃止されればいいんだ」
「銀河で出張なんてあるわけない」
その日から毎日2ch銀河スレで出張で銀河に乗ると言う奴に対して、必死に「ありえない」と叩き続けた。
そうし続けなければ彼の自我が崩壊してしまうのだ。
そして銀河の現スレが立った。しかし今回の銀河スレには書き込みが少ない。
仕方がないので今彼はこのスレを荒らしている。

>>312
毎日未明から深夜まで同じＩＤで書き込み乙。