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712名無し野電車区
夕張とか歌志内などの空知地方は、北炭(三井財閥)が膨大な利益を
現地から持ち出している。

それが長期的な計画の元に地元に、ある程度投資されていれば現状は
異なっていたと思う。

2、30年前は今のように企業の社会的責任を問うようなことはあまりなかった
から、問題にはならなかったが、当時、空知だけで20万人前後の、
石炭産業就労者とその家族がいたはず。

親会社の三井は当時も今と変わらずに、いろんな分野で利益をあげていたのに、
子会社である北炭はなんの計画性も持たずに、単純に事業を収束してしまった。
これはどこか、企業の社会的責任を軽く考えすぎていたような
気がしてならない。

あの街々は、なにも産業がないところに企業が人を集めた結果
作られた場所なのだから、さあ今から仕事はなくなりました。というだけで
20万の人間がすぐにどこかに行ってしまうわかにはいかない。

たとえば、アメリカのゴム産業の街、アクロンには、新素材開発の分野で
世界トップクラスの業績を持つ名門大学が残されている。

閉山の20年くらい前から石炭作業は将来の斜陽化が見えていたはず。
社会的責任を考えれば、なにか打つ手を考える必要があったはず。

すくなくとも地元民は夕張メロンを作ったが、財閥はなにも作っていない。