中央快速・緩行線 Part21

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国立駅舎「全解体保存」めざす
市長「議会の同意得られれば」

JR国立駅舎の保存問題で、国立市の上原公子市長は11日、9月定例市議会の一般質問に答え、議会の
同意が得られれば、駅舎を市文化財に指定した上で丁寧に解体し、将来復元する「全解体保存方式」を
目指す考えを表明した。
上原市長は「保存という意思は変わらない。残された手法の中で、存置がダメ、曳(ひ)き家(や)も非常に
難しいということであれば、全解体保存に議会の同意が得られるかどうかだ」とした。
JR東日本は9月議会を保存方針決定の期限としており、市議会内でも「全解体保存」を目指す動きが、
与党のほか、野党の一部でも強まっている。
同駅舎は、中央線の高架化に伴い10月8日で駅舎機能を終え、翌9日から仮駅舎に機能が移る。
JR東日本は10日から解体を始め、11月1日以降、三角屋根部分の解体にも着手するという日程を
示している。市は「曳き家」方式が3度否決された後、現在地に残したまま工事を進める「存置」方式を
JR側に要望したが、工期に影響するとして拒否されていた。JRは一部部材を保存し、将来、再築する
「レプリカ」方式を市に提案している。

(2006年9月12日 読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news006.htm