【単行】走れ!第3セクター 6社目【高規格】

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桃花台線 満員の最終便(※最終電車の画像あり)

多額の累積赤字を抱えた愛知県小牧市の新交通システム「桃花台線」(小牧―桃花台東、7.4キロ)が
30日の運行を最後に営業を終え、新交通システムでは全国初の廃止となった。
(※見出しと今後の課題の箇所のみコピペ)

「約束違反」なお批判の声 人口維持・活性化 課題積み残し

一方、20年前、ニュータウンに入居し、通勤に桃花台線を愛用してきた団体役員(66)は、あえて姿を
見せなかった。
「高架の建設工事は、わくわくしながら見守っていた。突然の廃線は住民に対する約束違反だ。
桃花台線には、ありがとうではなく、『ごめんなさい』と謝るべきではないか」と話す。
ニュータウンの9月1日現在の人口は約2万7500人で、廃線表明後もほとんど変化していない。
しかし、ニュータウンでは一部地区で地盤沈下も起き、問題に取り組む住民グループ代表(57)は、
「廃線で確実に利便性は落ち、ニュータウンを出ていく人が今後増えるかもしれない。踏んだりけったりだ」
と不満を漏らした。
さらに、小牧市の棚村重三・企画部長は「ニュータウン住民の足が遠のけば、小牧駅周辺の活気がなくなって
しまう恐れもある。駅周辺地区の活性化は市の最重要課題だ」と危機感を募らせている。
桃花台線の利用者は、名古屋市などへ向かう場合、名鉄小牧駅で乗り換えていた。しかし廃止に伴い、
JR中央線や高速バスへの大幅な切り替えが予想され、県と市では、ニュータウンから小牧駅を経由して
移動する人は、1日約3600人から約2300人に減ると試算している。小牧駅の乗降客全体の約6分の1が
失われる計算だ。
小牧駅西側の再開発ビル「ラピオ」内のイトーヨーカドー小牧店が今月、営業不振を理由に来秋での撤退を
決めた。商店主の男性(52)は「にぎわいがなくなって、ほかの店も撤退してしまわないか心配だ」と表情を
曇らせた。
(2006年10月1日 読売新聞)
ttp://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/061001_2.htm