甘木鉄道:鉄橋レールが最大7.5センチ沈下 大雨で増水
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060706k0000m040129000c.html 福岡県朝倉市の第三セクター・甘木鉄道(本社・朝倉市)は5日午前8時前、同県小郡市大板井の宝満川に
架かる鉄橋「宝満川橋梁(きょうりょう)」のレールが最大7.5センチ沈んでいるのが分かり運行を中止した。大雨の
影響で川が増水し、橋脚の基礎部分が削られたのが原因とみている。
同鉄道は、5時29分の始発から8本を運行したところ、運転士から司令室に「ガタンと音がする」と連絡があった。
調べたところ、4日夜からの雨で宝満川に架かる鉄橋(長さ約100メートル)を支える6本の橋脚のうち、中央にある
橋脚の1本が沈み込んでいた。
同鉄道は朝倉市・甘木駅−佐賀県基山町・基山駅(13.7キロ)で1日当たり46本を運行し、約3600人の
利用がある。鉄橋は大板井−松崎駅間にあるため、この間をバスで代替運行している。復旧のめどはたっていない。