中国山地のローカル線 Part5.1

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「急行ちどり」再び 来月7、8日 16年ぶり復活
開業90周年 JR木次線
(※画像・1985年に撮影された「急行ちどり」(右、JR木次線出雲坂根駅で)=JR西日本木次鉄道部提供)

JR西日本は14日、10月に開業90周年を迎える木次線(81・9キロ)で同月7、8両日、16年前に姿を
消した「急行ちどり」を復活させた記念列車を運行すると発表した。肌色地に朱色のラインの「国鉄カラー」が
各日1往復走り、往時をしのばせる。

同線は、私鉄の簸上(ひかみ)鉄道が1916年10月11日、宍道(松江市)―木次(雲南市)間21・1キロで
開通。その後、当時の国鉄が木次―出雲三成(奥出雲町)間を建設し、さらに同鉄道を買収。37年12月に
備後落合(広島県庄原市)までが全通した。
同線は戦後、山陰・山陽を結ぶ動脈として、53年から「快速ちどり」(後の急行ちどり)が運転されるなど、
地域発展に大きな役目を果たした。しかし、その後は国道の整備や過疎化の進行による乗客の減少で、
90年に急行ちどりは廃止。現在は普通列車のみの運行で、出雲横田(奥出雲町)―備後落合間は
1日3往復しか走らないローカル線になっている。
記念列車は県や地元市町などでつくる「木次線強化促進協議会」(会長=速水雄一・雲南市長)の要請も
あり実現。急行ちどりと同型の、同社金沢支社で現役として走る列車(2両編成)を使用。「ちどり」と同じ
デザインに「記念号」の文字をあしらったヘッドマークをつけて走る。
両日とも1日1往復。午前8時55分に木次駅を出発、備後落合駅で折り返す。定員各150人。弁当付きで
中学生以上4500円、小学生以下3500円。申し込みは同社木次鉄道部(0854・42・5457)か、
木次駅(0854・42・0127)へ。

(2006年9月15日 読売新聞)

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