国鉄末期、内部は相当混乱していたが
乗り入れていた私鉄への対応も良いと言える物ではなかった。
それまでの実績を無視して一方的に取り止めを申し入れてくるケースもあり、
南海の場合は自社気動車の陳腐化や紀勢線電化、そして利用者減少など
電車化してまで継続する意義があるか疑問な状態だった。
ちなみに電車化を申し入れてきたのは国鉄側で
条件として東北新幹線開業により余剰となる国鉄特急型を中古購入すること、
形式は583系もしくは485系(こちらが有力)である。
南海側が車両・建築限界を改修する必要を十分に解りながら呈示した条件で
実質的な乗り入れ廃止勧告を意味していた。
要するに、国鉄側が南海から乗り入れ運転を廃止するカードを出させるよう
仕向けたネタとして583・485系が引き合いに出されただけの話。
>>18 解ったかい?