今津上中線スレッド 4

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159名無し野電車区
近江の「江」と若狭の「若」を結ぶ鉄道として位置づけられていたわけである。
いわゆる「鯖街道」として栄えた京の都への道だけあり、計画は明治26年に遡るというから驚く。その後、昭和6年に浜大津−近江今津が
開通した江若鉄道は、国鉄湖西線の計画に伴い、昭和44年、敷地を供出して廃止、未成区間の近江今津−上中は、「国鉄若江線」として
計画線に組み入れられたが、国鉄再建法により、昭和59年、計画中止に追い込まれてしまった。現在、この区間はJRバスが結んでいる
が、「琵琶湖若狭湾快速鉄道」なる第3セクター計画が小浜市を中心に盛り上がり、自治体もかなり意欲的であるという。実際に、この鉄道
が開通すれば、現在、敦賀経由で特急を利用しても125分を要している敦賀−京都間が、新線経由なら、JRの新快速が直通することを
前提として、76分で結ばれるという。当然運賃も半額以下が見込まれており(自治体の試算では、現行が特急料金を含め4,180円である
のに対して、新線では1,610円)、また、下宿を余儀なくされている学生も、自宅から通学可能が可能となり、家庭の負担も大助かりと、
願ったり叶ったりのこの鉄道だが、開業に横やりを入れているのが、他ならぬ福井県だという。「この鉄道ができると、小浜や若狭湾沿岸の
県民が県都・福井へ通わずに、京都や大阪に流れてしまい、県がさびれてしまう。」というのが言い分らしい。それはそれで福井県としては
死活問題だが、もともと前述の如く、京都との交流が盛んだったこの地域が福井県に編入された歴史的経緯も興味深く、なかなか一筋縄
ではいかない問題のようである。
 さて、話が横にそれたが、その江若バスに乗って坂本駅を目指すが、なんと2停留所で着いてしまった。しかも運賃が220円で、「スルッと
KANSAI」も使えないという。ケーブルの駅員にしてやられたが、ほとんど詐欺同然である。坂本は日吉大社のお膝元で「坂本そば」が名物
らしいが、あまりお腹も空いていないので、電車で浜大津を目指すことにした。京阪電車・石山坂本線は、その名の通り、坂本と石山寺を
結ぶ路線で、2両編成の小振りな車両がホームで発車を待っていた。