PTSDの症状
PTSDについて、次の説明がある。
「患者は、以下の2つが共に認められる外傷的な出来事に暴露されたことがある。
(A)実際にまたは危うく死ぬまたは重傷を負うような出来事を、1度または数度、または自分または他人の身体の保全に迫る危険を、患者が体験し、目撃し、または直面した。
(B)患者の反応は強い恐怖、無力感または戦慄に関するものである。」
「またPTSDの症状の特徴は、
(A)本人が暴露された外傷体験と類似した体験からの回避や外傷体験そのものの想起回避などの回避行動と
(B)侵入的回想(フラッシュバック)、及び(C)再三の夢での外傷再体験、
という現象にあるが、特に(B)(C)を特異的なものとしている。」
次のような態度、行動の幾つかが起こり、重要な活動への無関心、不参加などから、社会生活に不自由をきたす。
・その出来事と関連した思考、会話を避けようと努力する。
・出来事を想起させる活動、場所、人物を避けようと努力する。
・その出来事の重要な側面を想起できない。
・重要な活動への無関心、不参加。
・孤立、疎遠の感覚。
・感情の範囲の縮小(愛の感情を持つことができない、など)
・入眠困難、睡眠維持困難。
・怒りやすい、易刺激性。
・集中困難。
・過度の警戒心。過剰な驚愕反応。
ttp://www.geocities.jp/bukkyoucouncelling/fl-igaku/fl-sinkei/ptsd-01.htm