「愛知県南セントレア市」の鉄道を語ろう

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27名無し野電車区
未だにcentrairなどと言う誤った表記がまかり通り、南セントレアの市名が中部国際空港の愛称を元にしたなど
という俗説が流布しているのには我慢ならん。
セントレアとは知多半島の守護聖人聖レアのことを指し、400年以上の歴史を持つ由緒ある地名なのだ。
そもそもセントレアという地名は、正確にはSaint Rairと書くべきなのである。今を去ること400年以上前、聖
フランシスコ・ザビエルが日本に布教にきた際、知多半島において聖レアの聖遺物を発見し、それにちなんでセ
ントレア半島と呼ぶことにしたのだ。その後、この呼び名は隠れキリシタンによって伝承され、近代に入って、
イギリスの学者によって記録されたのだ。
しかし、残念なことに日本人の発音ではSとCの発音の区別がつきにくく、件のイギリス人学者は、誤って
centrairとその著書に書いてしまったのだ。日本国内でも、その著書から誤った書き方が広まることになった。
中部国際空港の愛称がセントレアに決まったのも、この歴史を踏まえてのこと。南セントレア市も知多半島の守
護聖人・聖レアにちなんでのことなのだ。
しかも、合併評議会の委員たちは、知多の守護聖人を一市だけで独占してしまうのは、他の自治体に申し訳ない
ということで、「南」をつけて南セントレアという名に決めたのだ。委員たちの奥ゆかしい心根が現れているな。
このような歴史と美しき心にあふれた地名を、片仮名だからというだけで拒否するもの、センスがないと嘲笑す
るものは、本質が見えぬ愚か者といってよかろう。
我輩は「南セントレア市」を熱烈に支持するものである。
                                聖レア修道院長ハシト・オリズアック