JR西日本の垣内剛社長は二十三日の記者会見で、
二○○八年春に大阪外環状線の放出―久宝寺間が開通後、
JR関西線、片町線と相互乗り入れして奈良―尼崎間を直通運転する計画を明らかにした。
実現すれば奈良から大阪市中心部への到達時間が現在より短くなり、
通勤通学客の利用が見込めるという。
さらに垣内社長は「新たなルートができれば関西線から大阪環状線へ乗り入れる列車が減り、
その分(和歌山方面の)阪和線と大阪環状線を直通運転する列車を増やせる」と話す。
大阪外環状線は、新大阪(大阪市)―放出間も一二年春に完成する。
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