【魅惑の真紅】名鉄パノラマカー【当然名電】

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146[1/2]久しぶりのSSだ! ◆oneymnJzbE
○短編SS、その壱
「いちごぉ〜!!弁当〜〜!!いっただぎま〜す、なの〜!」
雛苺は「東北地方の三陸」では「いちご」といわれている「うに」の弁当を食べ始めた。
おいしそうに食べている。ごはんつぶをつけながら…。
その弁当は2000円もした高い弁当だ。それをあっという間にたらいあげようとする。
いちごという言葉に敏感な雛苺はついに発狂した!
「ウォォ〜アンマァエアウエァ〜!!!クハッ!キャハ!ケヘァ!カハッ!」
「雛苺、それは貴方が好物のいちごではないわ。うにだわうに!」
真紅が雛苺の食いっぷりを阻止しようとしても彼女の暴走は収まらない!
「クハ!キハ!デハ!サハ!」
「こら雛苺、落ち着きなさい!」
「次の電車はぁ四両編成で参りまぁ〜す!」
「水銀燈、いつのまにかいたのね!悪ふざけは止めなさい!」
「どう考えてもおかしいわぁ〜クハの次にキハだわぁ、ありえなぁい〜」
「…」
真紅はつっこみする気力を失った。その最中、雛苺は「いちご弁当」を完食した。
「真紅ぅ〜あのお弁当もっと食べたいの〜買って〜!真紅ぅ〜」
「だめ!雛苺、もうちょっと冷静になりなさい!」
「この御馬鹿ちゃんにこの私が買ってあげるわぁ。」
水銀燈は自分の財布のポケットマネーで雛苺に「いちご弁当」をあげた。
雛苺はかなりうれしそうだ!また、あの狂声が発しようとしている…。
「いっちご味〜いっちご味〜いっちご味〜のお弁当〜」
「雛苺!練乳かけるのやめなさい!」
「まぁおいしそう、私が味見をしてみるわぁ〜」
(こいつらかなりの大馬鹿)
真紅はそう確信した(終)