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名無し野電車区:
阪急電鉄N2100系
阪急電鉄が京都線の快速特急用に導入した新型電車。・・・とは言ってもあからさまにどこかで見たことがあるようなデザインの電車である。
編成は4M4Tの8連。
車体はアルミニウム合金製の片側2ドア18m車体。ドアは両開きとなっている。
前面は今までの阪急車と違い、丸みを帯びた特徴的な前面となっている。貫通路は片側にオフセットされている。
前照灯は運転台上部に、尾灯・急行灯は下部についている。行先表示は幕式。
座席は転換式クロスシート。関西では珍しい、全自動転換式となっている。ちなみにこの座席はノルウェーのメーカーに発注したものだとか。
パンタグラフは中間T車にシングルアーム方式を2台搭載。
制御装置は阪急初の独・シーメンス製GTO-VVVF装置を採用した。1C4M方式となっている。起動時には勿論音階が出る。
主電動機もシーメンス製。連続定格出力は190kw、定格回転数は1800rpmとなっている。ギア比は14:83=1:5.93。
台車はシュリーレン式の空気バネ台車。今では珍しいボルスタアンカ付である。
起動加速度は3.5km/h/s、最高運転速度は130km/h。130km/hでの加速余力は0.5km/h/sとなっている。
また、この車両の特徴として、阪急車では珍しく東急車輛・川崎重工に発注がされている。
でもこの車両、どこかで見たことがあるような。
また、一つ気になる点として、京急の関係者がこんなことを語っていた。
「いや〜、関西でウチの車両の兄弟車が走るなんて思わなかったな・・・」
まさか・・・・・・・・・・・・。