★JR津軽線は並行在来線に該当せず★
国土交通省が二〇〇五年度予算概算要求で、北海道新幹線の着工を求めていることに関連し、同省が県に対して、
JR津軽線(青森−三厩)は「経営分離の対象となる並行在来線には該当しない」との見解を伝えていたことが三日分かった。
国土交通省の見解は、中村明義県企画政策部長が同日、本紙の取材に対して明らかにした。同省からは八月三十日、
県新幹線・交通政策課に電話連絡があったという。国の方針が確定すれば、津軽線については並行在来線問題が
発生しない公算が大きくなるが、JR側は津軽線への対応を明らかにしておらず、北海道新幹線開業時に津軽線が
現状のまま存続するか、先行きはまだ不透明だ。津軽線は北海道新幹線と並行するが、運営は北海道新幹線が
JR北海道、津軽線はJR東日本と会社が異なる。このため「整備新幹線開業時には並行在来線の経営をJRから
分離する」というルールが津軽線に適用されるかどうか、扱いが確定していなかった。津軽線が並行在来線に
該当すると決まった場合は、JRからの経営分離に地元が同意することが、新幹線着工の必要条件となるため、
国土交通省の判断が注目を集めていた。
北海道新幹線の着工要求は予算を明示しない「事項要求」で、着工の可否は年末の予算編成までに決まるが、
同新幹線建設費の本県負担分は約七百億円ともされる。[東奥日報2004/09/04]
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もの凄い大きなハードルのひとつが消えたと言えるね。
青森側の本音は、出来れば新青森以北にはビタ一文
も出したくない。「青い森鉄道」化せずに済めば馬〜。