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本紙:
少しは「記者」っぽいところを…
総選挙期間中、一般紙と異なる「着眼点」で、スポーツ紙でも
「話題の候補者」を追っていました。
新党大地では、北海道第1区から、元ジャンパーの秋元正博さ
んが出馬され、彼を追いかけることとなりました。
ですが、この政党(正式には「政治団体」ですが)の「話題の
候補者」は、鈴木宗男さんです。開票後も、当落どちらであれ、
「話題性」が維持できるのは秋元さんよりムネオさん、というこ
ととなり、中心はムネオさんへとシフトしました。
これはある週刊誌で指摘しているのですが、ムネオさんは選挙
演説で娘を立たせており、未成年の選挙運動を禁じた公職選挙法
に違反する、というものです。
この規定による違反者でムネオさんの当選を無効にするには、
ムネオさん自身が直接娘に選挙運動をさせた、という事実を証明
する必要がありますが、まず立証は無理でしょうね。
仮に別の運動員等がさせたとしても、ムネオさんは元・公務員
等ではなく、さらに比例候補者なので、連座制の適用とはなりま
せん。