>>139 確かに、用地が揃わないと再敷設は苦しいからな・・・。
それに関連することで西尾市議会からコピぺ>三河海線関連
松崎秀実氏 平成15年西尾市議会9月定例本会議内発言
議題1、名鉄三河線廃止に伴う西尾市西部地域(西尾の西の玄関)の総合的なまちづくりについて質問いたします。
1、市内延長6.5キロメートルの名鉄三河線軌道敷及び駅舎の活用方法について。
名鉄三河線は、平成10年11月15日に名鉄側により新聞発表で「赤字路線廃止」の6文字が大きく掲載され、(略) 廃止となる三河線の軌道敷6.5キロメートルには、
交差する県道4本、市道28本、生活道路4本があり、その中で鉄道敷により道路敷が狭い箇所は20本あります。(略)危険個所が多く、廃線後の対策は早急にとらなくてはなりません。
そして、高架部分は510メートルあり、6月の一般質問の答弁で、柵などで進入できないような対応をとるとの答弁がありましたが、これで本当に安全面では大丈夫でしょうか。
また、鉄道敷の土盛り部分は1,380メートルあり、町内を二分しており、まちの発展に大きな妨げとなっております。三河線には市内に寺津、楠村、平坂、中畑といった駅があり、
駅舎用地はそれぞれかなりの用地面積があり、各地域によって多くの歴史があり、廃止と同時に柵が入れられてはたまったものではありません。名鉄側によりますと、
廃止後の用地は一括売却とお聞きしておりますが、当市の対応はどのように考えているか質問いたします。
ア、鉄道敷と交差する道路の部分が道路に比べ狭い箇所は早期に対応すべきと思いますが、どのようにされますか。
イ、高架部分の510メートルは、今後どのようになりますか。
ウ、土盛り部分の1,380メートルの安全対策は、どのように名鉄と協議されますか。
エ、市内に4つの駅舎用地がありますが、それぞれ名鉄の前身であります三河鉄道の時代からの歴史がありますが、どのように考えておられますか。
また、各地域ごとの利活用はできませんか。
2、西尾市平坂東部土地区画整理事業について。
(略)この事業は、寺津北部土地区画整理事業とともに西部地区の都市基盤の骨格をなすべき事業であり、(略)昭和59年5月に準備会発足後、
社会構造の変化、地域の環境の変化等で、全体面積100ヘクタールは大きく変わってしまったのであります。
現在の計画では、三河線に沿った道路計画があり、平成11年3月に出されました基本構想報告書についても、大きく修正せざるを得ないところであります。
昭和58年6月の市街化区域見直しに関する区画整理推進会議から20年が過ぎようとしておりますが、
組合設立に至っていないのは何が原因だと考えておられますか。
また、三河線が廃止となり、隣接する軌道敷を外したままの計画がされておりますが、
それでよいのでしょうか。そして、全体計画100ヘクタールは、いつごろ施工できるとお考えですか。
3、県道平坂福清水線の拡幅について。
矢作川にかかる新中畑橋が開通して、碧南市内の道路はほぼ全面改良され10年がたとうとしておりますが、西尾市内は一向に改良されていないのはなぜでしょうか。
この問題は前にも質問いたしましたが、名鉄三河線の問題、堀割川等の問題、建設、拡幅に莫大な費用がかかることであり、
また国道247号線が路線変更となり、道路形態が大きく変わったからではないでしょうか。しかし、新中畑橋開通後、通過車両も多く、
名鉄三河線を挟んだ両脇の狭い区域も改良は必要だと思いますが、どのように考えておられますか。
(略)
5、三河線代替バス対策事業について。
平成16年4月1日より運行となる三河線代替バス計画は、三河線碧南駅より吉良高校までの17.1キロメートルを平日44便運行し、
市内には6カ所のバス停が設置されるわけでありますが、代替バス路線のPRはどのようになされていきますか。
また、二市二町の負担割合はどのようになりますか。市内に6カ所あるバス停の駐輪場の確保はされておりますか。
(略)
◯市長(本田忠彦) 議題1、質問要旨(1)ア、イ、ウ、エは関連がございますので、一括して答弁をさせていただきます。
名鉄三河線の廃止後の軌道敷等につきましては、名鉄に対して二市二町と随時連絡をとりながら話を進めておりますが、名鉄側としての基本的な考え方としましては、
平成16年3月31日の鉄道最終便後、直ちに鉄パイプ等のバリケードを踏切の両サイドに設置し、
軌道敷地に入れないように安全対策を行っていくとのことであります。
次に、路線廃止後の三河線軌道敷及び駅舎用地につきましては、名鉄側の意向は、地元で有効活用を希望されるなら、県並びに地方自治体に優先して有償で一括譲渡したいとのことであります。
分散切り売りの考えはなく、一括まとめての譲渡でありまして、逆に売れない場合は責任を持って跡地は管理しますとのことであります。
議員ご指摘のアの関係ですが、道路と交差します狭い危険な箇所につきましては、地域の交通安全対策を最優先に進めてまいりたいと思います。
次に、イの三河線高架関係と、ウの土盛り部分の安全対策につきましては、名鉄は現在白紙との回答をいただいております。
次に、エの駅舎用地でございますが、名鉄は駅舎用地の利用は軌道敷用地の取り扱いと同じ考え方であるとのことであります。
現状での当市の考え方としましては、鉄道敷地及び駅舎用地を一括購入することは膨大な費用が必要となり、困難であると思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
なお、今後も引き続き沿線二市二町で同一歩調をとりつつ、名鉄と利用方法や安全対策などの基本事項を詰めてまいりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
131 : ◯建設部長(小島紀宏)
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◯建設部長(小島紀宏) まず議題1、質問要旨(2)ア.地権者の発意により、区画整理事業を行うことを前提に市街化区域とした地区でスタートした事業でありますが、
この間、地価の高騰、農業経営の継続などの経済情勢に伴い、役員並びに地権者の区画整理に対する考え方の相違もあり、組合設立に歯どめがかかった時期がありました。
また、具体的には本年3月定例議会でのご質問に答弁申し上げたとおり、ミニ開発等によるたてつけ地の地権者の事業に対する合意が難しいことなどが大きな原因と考えられます。
同じく、質問要旨(2)イ.現在の計画は、名鉄三河線用地の一部を編入しておりますが、南側で完了しました寺津北部土地区画整理事業による区画道路との整合性を図りつつ、
本区画整理事業の道路設計としておりますので、軌道敷については地区外としております。
同じく、質問要旨(2)ウ.全体計画の中には、西尾市西部を南北に結ぶ骨格的な都市計画道路平坂冨田線が配置されている重要な区域でもあり、
当面、計画している25ヘクタールの平坂東部土地区画整理事業の早期実施に向けて推進を図り、
これを起爆剤として地権者の区画整理に対する塾度と財源状況をかんがみ、全体計画面積の100ヘクタールの事業促進を図ってまいりたいと考えております。
続きまして議題1、質問要旨(3)県道平坂福清水線の拡幅につきましては、堀割川河川改修、名鉄三河線との交差部分の改築等で膨大な費用と時間がかかることと、
愛知県の厳しい財政の中、新規事業の採択は難しく、現在,拡幅は進んでおりません。
しかし、県道平坂福清水線は西部地域の発展には欠かせない幹線道路でありますので、名鉄と三河線廃止後の跡地利用の方針、調整が済み次第、
名鉄三河線周辺の危険個所の改良をしていただくよう愛知県に要望してまいりますので、よろしくお願いをいたします。
133 : ◯市民部長(服部敏明)
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◯市民部長(服部敏明) 議題1、質問要旨(5)三河線代替バス運行は、ご承知のとおり平成16年4月1日より運行してまいりますが、市内のバス停数6カ所のうち、
駐輪場の確保が可能であります平坂小学校南バス停につきましては、旧勤労青少年プール跡地を予定しております。その他のバス停の駐輪場につきましては、
場所的なこともありますので、設置可能な場所から検討してまいりたいと考えております。
また、この代替バス運行に際しまして、代替バスの愛称を募集しており、親しみやすいバスとしてまいります。そして、
より多くの方に利用していただくためにPRを二市二町の広報やケーブルテレビをはじめ、
来年3月末に無料による試乗会を開催する予定にしております。そして、この代替バスの運行にかかる経費負担につきましては、二市二町で負担してまいります。
代替バス運行経費の負担割合につきましては、路線延長割、バス停数割、均等割の各3分の1で算定し、西尾市が34.3%、碧南市19.6%、一色町25.6%、
吉良町20.5%の負担で運行してまいりますので、よろしくご理解をいただきますようお願いをいたします。