【西武鉄道】ってどうよ?<41>

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804名無し野電車区
単調な強い刺激が続くだけならそのうち感覚がマヒしてくれたかも知れない。
だが、しいなんが遠隔操作するバイブレーターの振動は悪魔的なほどに緩急のツボを心得ていた。
さするように優しく穏やかなタッチ。そして不意に織り込まれる急振動――
ただ歩くだけなのに、まるで大事な場所にいたずらな舌が貼り付き、
一番の弱点をなぶり続 けているかのように感じる。
ほんの数歩歩いただけで、頬が紅く染まり、目が潤み、頭の中がピンク色のもやで埋め尽くされてしまう。

(あぁ、濡れてる。もう……もうダメぽ。私の中、あふれちゃってる)
トロトロと体の芯からとろけていくのが自分でも分かる。

(私、下品なの嫌いなのに…!そして20歳までしばりなんとの許婚が許婚が…)と必死に淫乱な衝動を抑えようと
ひたすら紙に「許婚、許婚」と書き続けていたのだが、バイブレーターの振動が本能を揺さぶり、いつの間にか「巨根」と書いてしまった
敏感すぎる自分の体がうらめしい。
ヴヴィン! ヴィン! ヴィヴィン!
「は……ぅ」
 切なげな吐息が洩れ、思わず机に手をかけて立ち止まってしまう。
(くやしい。どうして私、こんなに弱いの?)
何気なく視線をやったオフ会の参加者はみな、そこに立つSave ◆f3ro9bjf5kの潤んだ瞳と上気した頬の 美しさに思わずハッと息を呑んだ。