【183/281/283/261】北の特急PART2【781/785/789】

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704名無し野電車区
>>660の続き、昨日の北海道新聞夕刊が、S氏に関わる連載の最終回だった。
S氏の、小学生諸君へのメッセージ

「みなさんも、ぜひ、たくさんの夢を持ってください。
 こんなことができたらいいなと夢を持ち、それを実現するために努力してほしい。
 夢を持つことで人間は進歩し、新しい技術も生まれます。」

S氏は、「次世代車両開発プロジェクト」のチームリーダーとして、
札幌−函館間を表定速度118km/hで結ぶ特急を開発中であることを明かしている。

>>624の主人公で、現在重役のK氏、若い頃は新幹線車両の設計に携わっていたそうだが、
JR移行で北海道に赴任の際、もう新幹線に携われなくなることに、一抹の寂しさを
感じていたという。それでも、着任した職場では、皆に「夢を持とう」と説いて回った。
熱意のある若手を抜擢して、281系開発プロジェクトを立ち上げたのは、放送の通り。
そのときに大きく成長を遂げた若手が、今、中堅となり現場最前線のリーダーとして、
各部門を引っ張っている。
夢を持つことは、コヒの技術者のDNAなのかも知れない。

そのひとりのS氏の夢とは・・・
「私の夢は、雪国を最高速度500キロで走ることができるような新幹線を設計すること。
 いつの日か、自分で設計した新幹線が北海道を走ったらいいなと思っています。」
誇大妄想などど揶揄することなかれ。不可能を可能にするのも技術者なのである。(長文多謝)