【平成16年】JR九州ダイヤ改正3【3月13日】

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403名無し野電車区
★JR九州が九州横断特急にワンマン運行導入
 JR九州(本社・福岡市)は3月のダイヤ改正から、別府(大分県)〜熊本〜人吉
(熊本県)間(総延長約250キロ)で走らせる「九州横断特急」を、運転士だけの
ワンマン運行にすることを決めた。JRグループでのワンマン特急は全国で初めての
試み。
 九州横断特急は、九州新幹線の部分開業(新八代〜鹿児島中央)に合わせ、熊本、
大分地区の観光開発を図るのが狙い。現行の特急「あそ」(別府〜熊本)と、急行
「くまがわ」(熊本〜人吉)を統合する形で、1日上下計8本を運行する。所要時間
は片道4時間半から5時間。
 2両編成のため、運転士による乗降客の目視確認が可能になることから、これまで
車掌がしていた客室ドアの開閉やアナウンス、車内の安全管理も目配りできるとい
う。
 切符の検札は廃止し、乗・降車駅で行うことで負担を軽くする。このほか、ドアの
開閉装置や車内放送設備の改善も進めている。
 JR九州でワンマン運行が始まったのは1988年3月以降。香椎線(福岡県)や
三角線(熊本県)などの普通列車が対象だった。
 同社は「運転士は普通列車のワンマン化で経験を積んでおり、十分やっていける。
経費節減の効果も期待できる」と説明。九州運輸局鉄道部は「普通列車での実績があ
り、安全性は確保できるはず」としている。
ttp://kyushu.yomiuri.co.jp/news-fr/fr-m1.htm
404403続き:04/01/07 22:14 ID:ABQtDNAj
◆「運転士の負担増」現場には不安も
 九州横断特急のワンマン化に伴い、JR九州は二重、三重の事故防止策を講じると
しているが、現場サイドでは、「万が一の事態に十分対応できるか」といった不安も
ささやかれている。
 同社は、事故防止用のミラーを停車駅のホームに新設。運転士が失神した場合を想
定した緊急停車装置も配備する。
 しかし、これまで普通列車のワンマン運転はあったが、最高時速100キロ前後の
特急は初めて。最大組合のJR九州労組(約9000人)は「車内でのトラブルも含
め、運転士の負担が増えるのは明らか」と指摘、多くの運転士が加入しているJR九
州ユニオン(約600人)も「効率化優先で安全がないがしろにされていないか、追
及したい」とする。
 停車駅の通過ミス、ホームからの転落事故などが目立つなか、安全への配慮が一段
と求められている。
[2004/1/7 読売新聞]