コスト削減しないで下さい

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115名無し野電車区
鉄道も企業である以上、ビジネスで列車を運行しているのであり
コスト削減は当然のこと。

中国へ新幹線、日本の商戦が“迷走”

 中国の高速鉄道商戦を巡り、葛西敬之・JR東海社長の発言が波紋を広げている。
 中国商戦は、首都・北京と商業都市・上海間(約1300km)に、日、独、仏が
自国の高速鉄道方式の採用を求めて売り込み合戦を繰り広げている。そのさなかに、
新幹線のノウハウを握るJR東海のトップが「儲からないものに支援することなど
あり得ない」と明言し、鉄道関係者に冷水を浴びせた。

 「どういうことなのか、発言を確認したい」
 葛西社長が記者会見で発言したのは週末の6月27日。
新聞報道で知った国土交通省鉄道局は同社に真意を問い合わせた。
JR東日本幹部も発言に驚き、発言メモを取り寄せている。
 
 これまで中国側と接触してきたJR東海は、新幹線システムが採用されても、
中国が購入するのは、2―3編成(16両編成の700系新幹線で1編成は
約40億円)程度で、新幹線の技術移転を求めてくると見る。

 大陸に新幹線を走らせたいという夢と、中国に技術が流出するという懸念。足並みの
乱れを見据えながら、2008年の北京五輪に高速鉄道を走らせたい中国は、年内にも
3か国のいずれかを選ぶと言われる。

 ◆葛西社長の発言要旨◆

 台湾の場合は、日本連合が受注し6000億円もの輸出をするので支援してきた。
中国の場合は、商売としてお金が入ってモノが売れ、しかも近代的な契約という形で
債権債務が明確にならない限りは日本の動きを支援する気はない。技術移転をして
向こうが作る、日本の企業は儲からない、というようなものに対して支援するというのは
考え方からしてあり得ないことだ。儲かる話かもしれないと思っても、契約上の安定的な
担保が取れなければ我々は支援をしない。これは政治の問題ではなくビジネスの問題だ(読売新聞)