【新車公開】愛知環状鉄道2【万博開催】

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【万博に備え新型車両28両を導入】〜愛知環状鉄道の輸送計画〜  日刊とうめい12002年1月22日

愛知環状鉄道が愛知万博の輸送力の増強をはかるため発注していた新型車両8両が完成し、12月下旬には豊川市にある日本車両からJR東海道本線を利用して岡崎駅を経由、北野桝塚駅の車両基地に入る。
この新型車両は、車体の長さが20bと長く、最高スピードが時速110`になるなど規格や性能が大幅にアップし、中央線を走るJRの車両並になる。2両1編成の組み合わせで運行し、車内にはトイレや車椅子用の乗車スペースが設けられている。
新年早々から新型車両の試運転を行い、3月から運行を開始する。同鉄道では、これに先立ち沿線の人たちを招待して、新型車両の試乗会を行ったり、北野桝塚駅で一番電車の出発式などを計画している。
この新型車両は愛知万博の開催時には観客輸送の主力になる車両で、同鉄道では平成15年と16年に10両ずつつくり、万博までには合計28両を導入したいとしている。
それまでに現在ある23両の車両のうち古くなった7両を廃止し、万博開催中は新車と現在の車両を合わせた44両で対応するという。
また、万博開催時には中央線からJRの車両が高蔵寺駅を経由して愛知環状鉄道に乗り入れ、名古屋駅などと万博会場最寄駅の八草駅を直接結ぶ形になる。
このため乗り入れに伴う高蔵寺駅の改修工事や高蔵寺駅〜八草駅間の複線化工事が進められている。愛知環状鉄道に乗り入れるJRの車両は10両編成で、万博開催時には1時間に3本程度の運行が計画されている。