ヘッドロックジャイロの動きに関して私は元々言及しておりません。
ノーマルジャイロの際に、ジャイロ感度を下げるとラダーのD/Rが上がる事が、
スティックの動きとテイルピッチスライダーの動きの関係から解かると言っているのです。
実際に自分でやってみれば解かります。
積分回路で機体が回転した角度を記憶しているヘッドロックジャイロ状態では、
スティックの動きに対するラダーサーボの動きは複雑なので、静的な状態で観ても解かりません。
ノーマルジャイロ状態での話しです。
ノーマルジャイロ状態でも、スティックの動作に対するラダーサーボの働きは、
ピルエットレートを変化させるメカニズムであるから、静的な動きを観察しても解からないと、
勘違いしている輩の気持ちは解からないでも無いです。
でも、ノーマルジャイロの場合は、実際は同じです。ピルエットレートを変えるのは、
テイルブレードのピッチ角です。単純にテイルピッチスライダーの量です。
機体の動きに対するジャイロのフィードバックの関係と、ラダーのD/Rは別次元の話しです。
ジャイロ感度の変化によるラダーD/Rの変化は、机の上に置いて観察するだけで解かります。