>>282 「なぜ、GP750はこんな設計になっているんでしょうか? 」とのご質問ですが、
既にお答えした通り、ジャイロ感度がラダーのD/Rを変えているからです。
私が言っている事が間違っているか、正しいかは、ご自分でGP750のジャイロ感度を
プロポの設定で変えてラダー操作すれば直ぐに解かる事です。
試しにプロポでジャイロ感度50%(ジャイロオフの状態)まで下げて
ラダースティックを目一杯打ってみて下さい。今までスティックを
70%ぐらい倒したところでテールピッチスライダーが最大幅まで
移動していたのが、100%近く(きちんとジャイロが切れた状態で
トラベルアジャストが成されていれば丁度100%の時)に、
テールピッチスライダーが最大幅まで移動する事が確認できます。
>>284 Walkeraのサーボがピクピク痙攣するのは、電子部品の品質だと言っている人をよく観掛けます。
私も最初はそうかと思っていました。
でも、違いました。サーボのギアが欠けているのが原因でした。
何度も経験していますが、ピクピクサーボが痙攣し出したら、
尽くサーボのギアが欠けていました。今まで100%、ギアを交換すれば直っております。
GP750のLimit設定は、テールピッチスライダーの左右最大幅をジャイロにメモリーする機能ですので、
Limitの設定自体はジャイロのトラベルアジャスト(エンドポイント)の設定になります。
ここで、ジャイロ感度がラダーのD/Rを変えていなければ、何も疑問は生じないのです。
実際はジャイロ感度がラダーのD/Rを変えていますので、Limitを設定中はラダースティックの
動きに端から端までサーボが追従するのに、Limitの設置を終えてジャイロがオンになると、
ラダースティック7割りぐらいでサーボは止まります。7割りぐらいでピッチ角最大になるように、
ラダーのD/Rが効いているのです。ジャイロ感度を下げれば、7割が8割と上がって行くことから、
D/Rが効いている事が確認できます。
このD/Rがクセモノで、100%までD/Rのカーブが付いていれば、ラダースティックの動きに
100%まで追従してサーボが動きますので、誰も勘違いしないのですが、
いきなり7割ぐらいで最大に達して、その後はピクリともサーボが動かないD/Rのカーブに
なっているので、あたかもトラベルアジャストがジャイロのLimit設定で効いたかのような動きになっており、
これでみなさん訳が解からなくなってしまうのです。私も最初は何でこんな設計になっているのか?
と悩みました。実際にGP750を使っている人じゃないと、これは説明しても解からないです。
ジャイロ感度の値に応じて7割とか8割とかで最大ピッチ角になるようにぶった切られるので、
恐らくラダーのD/Rはカーブではなくリニアじゃないかと思いますが、
私が設計した訳じゃないので、D/Rがカーブかリニアかまでは解からないです。
それと、訳の解からない事を言う人がいるので念のために言いますが、
当然ラダーサーボの動きを確認する際には、ヘッドロックモードでは無く、ノーマルモードです。
ヘッドロックモードでラダーを当てたら、その位置まで機体が回転するまで動作し続けますので、
ラダースティックに追従してサーボは素直に動きませんので、確認できません。