政府は17日、エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカに
自衛隊を派遣する方向で検討に入った。複数の政府関係者が 明らかにした。政府は、世界保健機関(WHO)や関係国と
調整の上、緊急医療や施設設営、物資輸送など自衛隊の 人道支援による貢献が可能な業務を絞り込み、
要員を送る規模や地域、期間など具体的な派遣計画を 早急に固める方針。
岸田文雄外相は17日の記者会見で、国立感染症研究所
(東京都新宿区)の専門家2人を流行国の一つである シエラレオネに派遣すると発表した。
WHOからの要請に応えたもので、政府は今後、
資金面にとどまらず、専門医や自衛隊の派遣を含めた人的な 貢献に積極的に取り組む考えだ。
首相は15日、オバマ米大統領と電話会談し、
エボラ出血熱対策で緊密に連携していく方針を確認した。
その際、オバマ氏から日本の広範な分野での支援の強化を
要請された。政府は米側の意向を受け、
ドイツのシュツットガルトにある米アフリカ軍司令部に
自衛隊員を連絡要員として派遣することも視野に入れている。
自衛隊の緊急医療チームは世界各国で成果を挙げており、
最近では昨秋の台風で多くの犠牲者を出したフィリピンで 物資輸送や医療・防疫活動を展開した。
政府関係者によると、安倍首相は9月上旬、
エボラ出血熱による死者が2千人を超えたリベリアの
サーリーフ大統領から書簡で自衛隊の緊急医療チームの
派遣を要請されるなど後方支援能力にたけた自衛隊への 期待が高まっている。
産経新聞 10月18日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000076-san-pol 【国際】エボラ対策、自衛隊派遣 西アフリカで緊急医療 政府検討★3
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1413613796/