逆浸透膜(RO)を放射能除去の観点から議論するスレ

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76ROオタク ◆XYinN1zy0rDM (芋)
>>75
家電板のROスレの方に書くつもりの誤爆、らしいですが、
コッチのスレの方が、まだしも、スレチではないだろう、と思うので、こちらでレスします。

まぁ、似たようなスレタイでスレ立ててる張本人が言うのも、お前が言うな、なんですが、
「放射性物質」という呼び方が誤解をうんでるような気がするんですよねぇ。
いかにも、やばそうで、特殊で、震災前は普段の生活にはお目にかかる事はなくて、
サリン、とか、Vxガスとか、ボツリヌス菌とか、と同じ感じの、「特殊な物」的な・・・

中学か高校か、どっちか忘れましたが、
■(A)物質=(B)化合物 または (C)単体
であって
■(a)原子=(b)非放射性原子(安定同位体) または (c)放射性原子(放射性同位体)
であって、
■放射性物質=(cを含むB)放射性原子が潜り込んだ化合物 または (cを含むC)放射性原子が潜り込んだ単体
であるわけですよね。

RO浄水器にしても、>>75の普通の浄水器にしても、「放射性物質」を除去できる、除去できない、といういい方は、
正確性をかいていて、

どんな浄水器であろうと、
原水=(1)純粋な水+(2)その浄水器で除去できない水以外の物質+(3)その浄水器で除去できる水以外の物質
から
浄水=(1)純粋な水+(2)その浄水器で除去できない水以外の物質
を作り出しているだけで、

浄水方式毎の除去性能の優劣というのは、優=(3)の種類が多い、劣=(2)の種類が多いというだけであって、
浄水器が(b)と(c)を区別して(c)を除去できる、できないなんて、事をやっているわけではない。

>>75のURLの情報ソースになってる研究報告は、
「福島の雨水」を原水にして、普通の浄水器に通してみたら、
雨水の中にある(3)を取り除けるので、(3)の中の(cを含むB)とか(cを含むC)とかも取り除けたので、
結果として(c)の総量が原水に比べて浄水では、95%減りました、という以上でも以下でもないと思う訳です。
逆に言えば、取れなかった残り5%は、(2)の中の(cを含むB)とか(cを含むC)であったと。

放射性物資の除去率で議論するときは、原水の種類を無視して議論してはダメ、の例ですね。
「雨水」での実験結果を、「やばい川底もった川の水」、「その川水を原水にして浄水場で処理した水道水」対象に拡大解釈してはダメです。






77ROオタク ◆XYinN1zy0rDM (芋):2012/01/18(水) 21:40:44.22 ID:5Vu1KH3p
スパゲティは小麦粉からできているわけですが、スパゲティをゆでたパスタ鍋の中のお湯を
原水=(1)熱い水+(2)お湯の中をただよう白く濁った小麦粉成分+(3)ゆで上がったスパゲティ
と考えれば、ザルを使えば、(1)+(2)と(3)を分離することはできるわけです。
重量比で考えれば、ザルの小麦粉の除去率は99%ぐらいにはなるんじゃないでしょうか。

だからと言ってですね、
(1)+(2)を原水にして、もう一度、ザルを通したって、(1)と(2)を分離できるわけはない。
そりゃ、多少はネバネバ分がザルについ小麦粉成分が減るかもしれないが、99%除去率がでるわけがない。