【原発事故関連】茨城県情報3

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8名無しに影響はない(東京都)
続き
リニア・プロジェクトはこれまで原発増設を前提に進められてきたということだ。
原発事故後の節電が必要な時期に、突然リニア実現に向けて動き出すとは何ごとだ。
どう考えたっておかしい。これは浜岡再稼働を狙ってのことだろう。
これまでリニアを取り仕切って来たのは、菅内閣の国土交通大臣の大畠章宏であり、こいつは日立製作所で原子力プラントの設計と建設をやっていた原子力マフィアの一員である。

野田内閣になって、国土交通大臣は前田武志に替わった。
前田武志の兄、前田肇(はじむ)は関西電力常務取締役で核燃料を担当していた。
前田武志の姉、典子の夫、木村逸郎は、東大工学部教授→原子力安全システム研究所長
前田武志の叔父、前田正男は、「再軍備兵器(=核兵器)生産に備えた科学技術庁」設立を提案した男で、科学技術庁長官・原子力委員長を務めた。こいつは悪の黒幕だった。
このように前田一族は、オール原子力(原爆開発)一族である。

8:50以降は浜岡の話等、その後のリニアの話は53:00〜1:40に再開
リニア狂気の計画の問題点
1. 計画の進め方滅茶苦茶 住民の意見を聞いていない。
2. 日本有数の地震地帯、活断層地帯に通そうとしている。
3. 南アルプスの自然破壊甚大
4. 必要性が全くない。
5. 原発からの電力供給を前提としている。
6. 電磁波の危険性を無視している。

リニアは運転士が無人であり、最高時速580Km/hで、計画では東京-名古屋、1時間あたり最大8本運行、5000〜7000人を運ぶとしている。
現実はこうだ。
電磁波、騒音、用地買収の問題があるので、80%以上の走行路線が地下40mより深いトンネル内となる。
しかも世界で実用化例のない「超電導磁気浮上方式」であるため、成功の見込みさえ不明だ。
ドイツは2008年に、リニアを完全に断念している。

「必要か、リニア新幹線」 橋山禮次郎著 岩波書店 2011/2/3初版発行 これをぜひお読みください。
リニアは絶対に失敗すると書いてある。

2011/4/21、国土交通省交通政策審議会の中央新幹線小委員会(委員長・家田仁東大教授)が最終答申案をまとめ、「南アルプスルート」、「超電導リニア方式」での建設を明記した。
福島事故のドサクサに紛れて、リニア推進を始めた。
この家田仁がまとめた答申案に対して、国土交通省鉄道局がパブリックコメントを国民に求めた。
5/12、パブリックコメントの結果が出た。
1. リニア新幹線を早期に整備すべき       16 ( 3%)
2. リニア新幹線に反対、中止、再検討すべき 648 (97%)
圧倒的多数がリニア反対。
ところがパブリックコメントは完全に無視され、5/26にリニア整備計画が決定され、5/27にJR東海が建設することに決定された。
この直前の5/24の産経新聞に、>>7の葛西敬之の発言が掲載された。
6/7には、JR東海が中間駅候補地案を公表した。
8/6朝日新聞では、ルートも決定公表された。

今日はここまで、あとは後日書く。
要点のつもりだったが、重要な話が山積みなので、ほぼ書き起こしのようになっている。