【原発事故関連】茨城県情報3

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75名無しに影響はない(東京都)
3.11東日本大震災との比較のため、スマトラ沖巨大地震の事例に続き、869年の貞観地震前後の状況も知らせておく。
【原発事故関連】茨城県情報2 への書き込み3を若干修正して貼る。
http://megalodon.jp/2011-1127-2109-54/hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1321148905/
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日経サイエンス7月号に、869年貞観地震(三陸沖、M8.4以上)と大津波の前後、地震と火山噴火が多発しており、今の日本の状況と類似していることが指摘されていた。
この話は5/19のみのもんたのワイドショーでやっていたようである。
1100年前「貞観地震」不気味な共通点−大地震・大津波後も続いた天災 2011/5/19
http://www.j-cast.com/tv/2011/05/19095940.html?p=all

貞観地震前後の天変地異の年表を、Wiki等から拾って作ってみる。
○地震、●M8.0以上の大地震、△火山噴火、▲大噴火

838年 ▲天上山大噴火(伊豆諸島神津島)
863年 ○今の富山県から新潟県にかけ大地震
864年 ▲富士山、貞観大噴火〜866年。現在の精進湖 、西湖、 青木ヶ原樹海を形成。
864年 △阿蘇山が噴火
867年 △鶴見岳(別府)、阿蘇山が噴火
868年 ○今の兵庫県で大地震(M7.0以上)
869年 ●貞観地震(三陸沖、M8.4以上)
871年 △鳥海山(山形・秋田県)が噴火
874年 △開聞岳(鹿児島県)が噴火
878年 ○関東地方で大地震
880年 ○出雲(島根県東部)で大地震
881年 ○京都で地震
886年 ▲向山(新島)が大噴火
887年 ●南海地震(M8.0〜8.5)
915年 ▲十和田湖が大噴火。過去2000年間、日本で起きた最大規模の噴火であった。

1990年以降の地震と火山噴火の年表
1990年 ▲普賢岳噴火(雲仙岳)〜1995年
1994年 ●北海道東方沖地震 - M 8.2(旧M 8.1)
1995年 ○阪神淡路大震災 M 7.3(旧M 7.2)
2000年 ○鳥取県西部地震 - M 7.3(日野町で震度 7相当を観測)
2000年 △有珠山噴火
2000年 △雄山噴火(三宅島)〜2002年
2003年 ●十勝沖地震 - M 8.0
2004年 ○新潟県中越地震 M 6.8 (Mw 6.7)。川口町で当時世界最高の2,516ガル。
2007年 ○新潟県中越沖地震 - M 6.8 (Mw 6.7)。柏崎刈羽原発で震度7相当。
2008年 ○岩手宮城内陸地震 M 7.2、一関西の4,022ガルが世界記録。
2009年 △浅間山噴火
2009年 ▲芙蓉山噴火(千島列島松輪島)
2010年 △桜島噴火
2011年 △新燃岳噴火
2011年3月11日14時46分 ●東日本大震災 Mw9.0 死者・不明者約2万人。大津波。原発事故。
2011年3月11日15時8分   岩手県沖で地震 - M 7.4 東北地方太平洋沖地震の余震。
2011年3月11日15時15分   茨城県沖で地震 - Mw 7.7 東北地方太平洋沖地震の余震。
2011年3月11日15時25分   三陸沖で地震 - M 7.5 東北地方太平洋沖地震の余震。
2011年3月12日3時59分   長野県北部で地震 - M 6.7。長野県栄村で震度6強、死者3人。
2011年3月15日        静岡県東部で地震 - M 6.4。静岡県富士宮市で震度6強。
2011年4月7日         宮城県沖で地震 - Mw 7.1 東北地方太平洋沖地震の余震。
2011年4月11日        福島県浜通りで地震 - M 7.0 東北地方太平洋沖地震の余震。
2011年7月10日        三陸沖で地震 - M 7.3 東北地方太平洋沖地震の余震。
2012年1月1日         鳥島近海 M:7.0 東日本広範囲で震度4
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869年 ●貞観地震(三陸沖、M8.4以上)のあと、887年 ●南海地震(M8.0〜8.5)まで、18年間、日本中が天変地異の連続だった。
3.11のM9.0は貞観地震の8倍のエネルギーを放出した。この異常な800年代の8倍規模のことが起こっても、おかしくない。
M9.0の巨大地震の後に、M8.0規模が数年以内に来るということは、当たり前のことだ。エネルギー比でM8:M9=1:32=3.1%。
M9本震にとって、M8余震など、たった3.1%の余力放出だ。M8.0級余震は必ず来る。
さらに、M9に対して、M7は1/32*1/32=0.09765%。本震M9のエネルギーから考えたら、M7なんて1/1000にも満たん。M7級は頻繁に来ても何の不思議も無い。