【原発事故関連】茨城県情報3

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46名無しに影響はない(東京都)
>>43 ここに貼った12/28の報道ステーションでは、いろいろ良いことをテレビで報道してくれた。
要点を書き出してみる。
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3.11地震直後、津波が来る前に、地震だけで原発にダメージは無かったのか?
当時の原発内での作業員の証言。
木下 聡氏(64歳) 1号機電気設備工、
その時、1号機1F、原子炉から10mのところで作業してた。
四つん這いで地震に耐えた。天井からケーブルを通す配管が、それごと落ちた。
他の作業員の証言。
1号機タービン建屋では、50cmの壁が落ちてきた。
3号機タービン建屋では、2Fのクレーンが1Fに落ちた。
3号機原子炉建屋では、コンクリートの塊が落ちてきた。
3号機タービン建屋では、太さ30cmの配管が4〜5mにわたって落下した。
政府や東電の報告書には無い、地震による被害の数々。

17:50、ICを見に行ったところ、放射線量上昇で撤退。
津波の水は、原子炉建屋内には侵入していない。
後藤政志・田中三彦らは、地震での配管損傷を検証・追及している。
いわきでは、震4度以上の揺れを190秒(=3分超)以上記録した。
後藤氏は、3分の揺れは、設計上、想定していない。
Natureの掲載論文では、キセノン放出量計測により、放射性物質の漏出時刻を逆算し、3/11、18:00とした。
彼らは、地震による配管損傷が無ければ、こんなに早くキセノンが洩れるはずが無いとしている。
1号機設計者の1人、アメリカGEのブライデンボー氏は、1号機原子炉は、M7〜7.5の地震を想定して設計されているはずと証言している。
元GE社員、菊地洋一氏の証言、現場で感じた事。
配管の下を溶接する際、溶接箇所が見えないから鏡を使って見る。でも、ろくな溶接はできない。
現場作業員が言っていた。
「検査は通ると思うけどよ、俺は自信ねえな」
もし、地震で配管破断したとしたら、全国の原発の耐震性をすべて見直ししなければならない。

東電は、地震による配管破断は無いとしてきたが、それは保安院(JNES)のシミュレーションにより否定された。

政府事故調査検証委員会の結論は、1号機非常冷却系IC配管は地震による損傷は無いとし、他の地震の影響はわからないとした。
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疲れたので、今日はここまで。
地震だけで配管がぶっ壊れたことは明らかだ。
広瀬さんが言っていた通りだ。
たかが、500ガルの揺れで、少なくとも古い原発はすべてぶっ壊れるということだ。
女川は3Fが2000ガル超だったと記憶している。よく無事に済んだものだ。奇跡としか言いようが無い。
しかし、配管の可塑範囲を今回超えてしまったので、再稼動は不能だし、次の地震が来れば耐えられるはずがない。
全国の原発を即刻すべて停めて、燃料棒を安全に保管する方法を考えないと、次のM8.0以上の地震でお陀仏となる。
ストレステストなんか、やっている場合か? 一刻も早く、燃料棒を保全する方法を実施しろ。
次のM8超地震は、明日来るのかもわからんのだぞ。