原発情報スレで拾った。
【福島第一原発】1号機爆発−NHK第一報 『爆破弁』 情報錯綜 3月12日 01〜04
http://www.dailymotion.com/video/xn4aj2_yyyyyy-1yyyy-nhkyyy-yyy-yyyy-3y12y-01_news http://www.dailymotion.com/video/xn4aak_yyyyyy-1yyyy-nhkyyy-yyy-yyyy-3y12y-02_news http://www.dailymotion.com/video/xn4aek_yyyyyy-1yyyy-nhkyyy-yyyyyyyyyy-3y12y-03_news http://www.dailymotion.com/video/xn4am2_yyyyyy-1yyyy-nhkyyy-yyyyyyyyyy-3y12y-04_news 動画投稿者のコメント
<パート1>
※3月12日16時52分ごろからの放送内容です (右下の時刻はズレています)
▼日本の歴史上初の「原発爆発」を、テレビはどう伝えたか?
▼15時36分の1号機爆発から20時40分の官房長官会見まで、マスコミや国民には格納容器の状態について全く知らされず、映像を見た人々の中には死を覚悟した者もいた。
▼NHKでは、爆発から約1時間後の原発映像を映し出したが、1号機の建屋が崩壊していたことに当初は誰も気づかなかった。
▼情報が錯綜して混乱する中、「爆破弁」という驚愕の解説が東大教授から飛び出した。
▼原子力が専門の東京大学大学院 関村直人教授(原発推進者)の解説
<4分30秒〜>
【関村教授】
「今、格納容器の圧力を下げるという作業をしておりますので、その一環として、弁を一気に、まあ『爆破弁』というものはあるんですが、そのような弁を作動させて、
一気に圧力を抜いた、というようなこともあるのかなと思ってますが、ちょっとまだ情報がございませんので、よく分からないところが多いと思います。」
【武田アナ】
「あの、『爆破弁』というものはどういうものなんでしょう?」
【関村教授】
「あのー、圧力が高まった場合に、そこを一気に圧力を低めるために用意されているような弁。
こういうものが一部あるという風に...ありますので、まあそういう弁を作動させたのかという風に考えています。」
<パート2>
※3月12日17時ごろからの放送内容です (右下の時刻はズレています)
▼日本の歴史上初の「原発爆発」を、テレビはどう伝えたか?
▼15時36分の1号機爆発から20時40分の官房長官会見まで、マスコミや国民には
格納容器の状態について全く知らされず、映像を見た人々の中には死を覚悟した者もいた。
▼NHKでは爆発前と爆発後の映像を比較しながら原子炉建屋の状態を把握しようとするが、
情報が錯綜して混乱する。
▼原子力が専門の東京大学大学院 関村直人教授(原発推進者)の解説
<2分40秒〜>
【野村アナ】
「先ほどあの、『爆破弁』という言葉を使っておられましたが、これはそのようなものが
もう設定されているわけですか?」
【関村教授】
「設定されているのではないかなと思いますが、はい。」
【野村アナ】
「そして緊急時にはその......意図的に爆破をさせるということですか?」
【関村教授】
「そうですね。そういうことになっているんじゃないかなという風に思っています。」
<パート3>
※3月12日17時11分ごろからの放送内容です (右下の時刻はズレています)
▼日本の歴史上初の「原発爆発」を、テレビはどう伝えたか?
▼15時36分の1号機爆発から20時40分の官房長官会見まで、マスコミや国民は格納容器の状態を全く把握できず、映像を見た人々の中には死を覚悟した者もいた。
▼NHKでは爆発前と爆発後の映像を比較しながら原子炉建屋の状態を把握しようとするが、情報が錯綜して混乱する。
▼NHK科学文化部の山崎解説員による解説・注意喚起
「家の中にいてください。外に出ないでください」
「窓や扉を閉め、換気扇を止めてください」
「屋外にいる場合は皮膚を露出しないようにし、速やかに屋内に逃げ込んでください」
「避難の際はマスクをし、ハンカチ・タオルを濡らして鼻や口を押さえて移動してください」
続き
<パート4>
※3月12日17時23分ごろからの放送内容です
▼NHKでは爆発前と爆発後の映像を比較しながら原子炉建屋の状態を把握しようとするが、情報が錯綜して混乱する。
▼福島第一原発敷地の境界では、毎時1015マイクロシーベルトを観測。
この値は、一般の公衆が1年間に浴びる放射線の限度量を、わずか1時間で受ける量にあたる。
▼NHK科学文化部の山崎解説員による解説・注意喚起
<3分47秒〜>
「こういう重大な情報、原子力安全・保安院そして東京電力も適宜情報を出してきてはいますが、こういった重大な事象と思われるものにつながる情報というのは、非常に我々も入手出来ていなかった。
原子力安全・保安院そして東京電力、この情報の出し方というのは、今非常に重要な局面に来ています。
これは徹底的に糾弾されるべきですし、しっかりと必要な情報を住民、そして我々メディアにも提供していただきたいと思います」
<7分30秒>
「この映像と放射線の数字、この二つの情報を鑑みますと、これはもしかすると
原子炉、そして原子炉格納容器が破損をしたというこが、非常に高い可能性で言えると思います。
非常に重大な状態になっています。放射性物質がおそらく空気中に大量に出ていることが考えられます。
外にいる方は速やかに屋内に退避してください。
そして、これ(事故)はまだ全く国は発表していませんが、現在10キロ圏内で避難指示が出ています。
ただこれは、こういう状況になる前の避難指示です。現在国からは特にその後新しい指示は出ていませんが、念のため、10キロ圏よりも外におられる方もあまり外に出ないように、
なるべく建物の中に控えていただいて、窓を閉める、扉を閉める、外部から何か入ってこないような状態にしてもらいたい」
「もし最悪の状況、いわゆる原子炉そして原子炉格納容器が破損・破裂をして多くの放射性物質が出ているという状況が強く考えられます。まだ確認はされていませんが、
手元にあるこの高い放射線の数字、そして映像から、そういう重大な事故が発生している可能性が非常に高いという風に考えられます。
その場合は、念のため、10キロ圏内の外におられる方も屋内にいていただく、外を歩いていらっしゃる方もなるべく建物の中に入っていただく。
今まで断片的にはこの放送のビデオを見ていたが、これだけまとめて見たのは初めてだ。
時系列で整理し、感想を書いてみる。
1号機爆発 15:36
<パート1> 16:52〜17:00 爆発後、1時間16分後にNHKが第1報を報道した訳か。
<パート2> 17:00〜17:11
<パート3> 17:11〜17:23
<パート4> 17:23〜17:33
官房長官会見 20:40
<パート1>
東京大学大学院 関村直人教授の、『爆破弁』発言が飛び出した。
これはリアルタイムで聞いて、愕然とした覚えがある。
『爆破弁』っていったい何なんだ? 建屋の外壁をわざと吹っ飛ばしたというのか?
当時、聞いていて訳がわからなかった。
武田アナが聞き直しても、関村直人はまだ『爆破弁』を唱えている。バカじゃなかろうか。
放送映像では、骨組みだけになった1号機建屋がはっきりと映っているのに、<パート1>では武田アナも関村も山崎も、全員知らんぷり。
画像と話の内容の食い違いに、ものすごく違和感を感じる。
<パート2>
野村アナに再度聞き直されても、関村直人はまだ『爆破弁』を唱えている。
野村アナが、骨組みだけになった1号機建屋がはっきりと映っているのを指摘し、関村に訊いたが関村は「よくわかりませんね」と、すっトボケている。
野村アナがこれを指摘したら、途端に山崎が「骨組みは元々壁のあった建物だ」とか当たり前のことを言いだした。1号機だとは言わない。
野村アナは、これ以上バカどもを相手にしていられないと思ったのか、「1号機のあった場所で爆発が起こり、建物の外壁が無くなっているように見えます」と自分で言ってくれた。
野村アナは、たいしたものだ。
午前中の画像と16:30すぎの画像の切替え比較が出たので、野村アナは関村に再度訊ねる。
関村が煮え切らないので、野村アナは再度、「1号機のあった場所で爆発が起こり、建物の外壁が無くなっているように見えます」と自分で言ってくれた。
野村アナが山崎に振ると、山崎も煮え切らない。そのように見えるがはっきりしたことはわからないなどと言っている。
政府の公式発表が無い間は、見えているものでさえ見えないフリをするとは、こいつらは、それでも学者やジャーナリストなのか。
御用学者や御用ジャーナリストが、いかに腐っているかということを、よく教えてくれる。
爆発前後の上下2分割画面が出た。野村アナは、バカ2人はもはや相手にせず、先ほどの自分の見解を繰り返した。野村アナ偉い!
<パート3>
爆発前後の上下2分割画面が出て、野村アナは、先ほどの自分の見解を繰り返した。
野村アナが山崎に振ると、山崎も、はっきりわからないがと前置きして、野村アナの見解を漸く追認し始めた。
その後、もしそうだとしたらという前提で、急に危険性を訴え始めた。
山崎のこの豹変ぶりはいったい何なんだ?
このままだと本来の自分の役割を、野村アナに乗っ取られると危機感を覚えたのだろうか。
山崎は、急に事故現場周辺の住民に訴え始めた。
「家の中にいてください。外に出ないでください」
「窓や扉を閉め、換気扇を止めてください」
「屋外にいる場合は皮膚を露出しないようにし、速やかに屋内に逃げ込んでください」
「避難の際はマスクをし、ハンカチ・タオルを濡らして鼻や口を押さえて移動してください」
爆発前後の上下2分割画面が再度出て、山崎は棒を持って、野村アナがさっき言っていたことを、あたかも自分が発見したかのように説明し始めた。
山崎が専門家ぶって説明している1号機の骨組み写真の横に、だんまり関村の顔が映っていて、これ以上、滑稽な姿は無いな。
東大教授関村は、いったい何のためにそこに座っているんだ?
山崎は、なんだかスイッチ切り替わってしまい、この時だけ、まるでまともなジャーナリストの霊が乗り移ったかのようだ。
野村アナ、「新しい情報が入りました。福島県によりますと、爆発音のあと、1号機建屋の天井が崩落したと東電から県に連絡が入ったそうです」
「まもなく安全保安院では記者会見を開く予定です」 これが流れて、20:40に延期されたということだろうか。ひどい話だ。3時間延期して余計な被曝をさらに増大させた訳か。
続き
<パート4>
野村アナは、山崎にこれまでの情報のまとめを求める。
山崎がまた専門家ぶって先ほどの説明を繰り返した。
野村アナが関村に漸く振る。関村はやっと、「もし、骨組みが1号建屋だとしたら、大量の放射性物質が放散された可能性がある」と言いだした。
野村アナが、山崎に再度振ると、何と、あの山崎がこんなことを言った。
"「こういう重大な情報、原子力安全・保安院そして東京電力も適宜情報を出してきてはいますが、こういった重大な事象と思われるものにつながる情報というのは、非常に我々も入手出来ていなかった。
"
原子力安全・保安院そして東京電力、この情報の出し方というのは、今非常に重要な局面に来ています。
これは徹底的に糾弾されるべきですし、しっかりと必要な情報を住民、そして我々メディアにも提供していただきたいと思います」
野村アナが、放射能の防御法を再度説明する。
野村アナは、新しい情報として「福島第一原発敷地の境界では、毎時1015マイクロシーベルトを観測。この値は、一般の公衆が1年間に浴びる放射線の限度量を、わずか1時間で受ける量にあたる。」と報道する。
山崎は、10Km圏外の人も念のため警戒するよう訴えた。
とにかく、この第1報を結果的にまともな報道とした、野村アナの功績は素晴らしい。アナウンサーがこの人でなかったら、どうなっていたかわからん。
山崎は、このあととんでもない御用ジャーナリストに成り下がって行ったのだが、この瞬間だけはジャーナリストの霊が降臨していた。
「保安院、東京電力の情報の出し方については徹底的に糾弾されるべきだ」などと、そんな、まともなことを言う瞬間が、こいつにもあったとは知らなかった。
この時だけ、何かに取り憑かれたのだろうな。その後は悪魔に魂を売ったようだ。
とにかく、このビデオはおもしろかった。
小野さんが、「院長の独り言」で言っているように、やはり第1報には操作されていないナマの情報が出てくるということなのだろう。
爆破弁についても、「院長の独り言」に詳しく書いてあるが、建屋の壁を吹っ飛ばすような目的のものではない。
関村は、『爆破弁』がいったい何なのかも知らない、ただの原発ど素人の御用学者だということだ。
昨日の報道ステーションのラストで、古舘が「原発事故についてもっと突っ込んだ報道をしたかったのに圧力が掛かってできなかった。番組を降ろされても本望だ」というようなことを発言した。
youtubeに、このシーンがアップされ、俺は録画したが、その後、あっという間に削除されてしまった。
本当の報道をしようとするキャスター、ジャーナリスト、アナウンサーは片っ端から粛清されるのだろうか・・・、と思ったところで、昨日書いたNHKの野村アナウンサーのことが心配になった。
ググってみたら、案の定、左遷されていた。
1号機爆発事故報道が3/12なのに、その直後、4/1からNHK福岡に飛ばされていた。NHKは、こういう仕事は早いんだな。
福岡 NOW キャスター
http://www.nhk.or.jp/fukuoka/now/blog/1104.html 今日3/12の野村正育さんのブログ
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-now-blog/100/ 2012年03月12日 (月)
福岡でも
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あの日から一年です。
きのうの3月11日、福岡でも、東日本大震災で亡くなった方々を
追悼する集いや、被災地の復興を支援する催しが各地で開かれました。
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一般人にとっての、「あの日」は3/11だ。でも、敢えて、今日3/12に「あの日から一年です。」と書いたところに意味がある訳だ。
やはりあの日の報道が、彼の運命を変えてしまったようだ。
でも、野村正育さんは、立派なことを1年前にやり遂げた。
俺は、この人のことをけっして忘れない。クソだらけのNHKの中で、「掃溜めに鶴」というべき、素晴らしい人だ。
こういう素晴らしい人を左遷して、大越のような低能クソ野郎をのさばらせているバカNHK。
改めてNHKには、胸糞悪くなった。
山崎はあの後、上層部に転向を命じられ、それに従ったのだろう。
野村さんは、上層部の脅しに一切応じなかったのだと思う。
俺は、野村さんを今後も応援するぞ。