症状が出てる人は、カラーリングには注意した方がよいかもしれない。
酸化ストレス(活性酸素)の話を調べてると、過酸化水素が出てくるんで、ちょっと気になってはいたんだけど、
愚痴スレをみて(
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1319125000/261-262)、
カラーリングを調べてみた(なかり強引な展開なので、ネタ的に読んで・・・)。
ヘアカラーのうち酸化毛染剤は、過酸化水素の酸化作用を利用している。
カラーの知識
ttp://www.fides.dti.ne.jp/~star/color/color1.htm >酸化染毛剤
>第1剤には、第2剤に配合されている過酸化水素を活性化するために一般にアンモニア水等のアルカリ剤
>が配合されています、使用直前に1剤と2剤を混合しますがこの操作が染毛にとって大切な工程となり
>ます、第1剤に配合されたアルカリ剤の働きで活性化された過酸化水素が、毛髪中のメラニン色素を
>酸化分解し毛髪を明るくすると共に低分子の状態で毛髪内に浸透した酸化染料の反応を促進させ染料
>の巨大分子を毛髪中に形成し発色させます、つまり酸化染毛剤を用いた染毛では脱色と染色が同時に
>行なわれるため、髪の色を大きく変化させる事が可能となります、これが酸化染毛剤の染色原理です、
これで済めば問題なさそうだけど、この第1剤に配合されることの多いパラフェニレンジアミン(PPD)は、
どうも活性酸素の発生源になるらしい。そうすると、本来意図した以外の場所では、生体にとって
酸化ストレスの発生原因になる可能性がある。
で、その副作用的な症状をみてみると、このスレ的には、よくみかけるものとなっている。
身近なヘアカラーの危険性
ttp://www.kankyotv.net/syoku/senmou.html >PPDは、少量の接触や飛沫の吸入で、接触性皮膚炎や粘膜の浮腫(むくみ)、結膜炎、鼻炎、
>気管支喘息など粘膜の障害を引き起こします。間違って飲んだり、なめたり、皮膚から体内に吸収されて
>しまうと、貧血(血液細胞が生産されなくなる再生不良性貧血を起こすとの報告がある)、腎臓障害、
>横紋筋融解(全身の骨格筋細胞が壊れてしまう)などの重篤な病気を起こさせます。
用途外の部位でのパラフェニレンジアミン(PPD)誘発の酸化ストレスと放射線誘発の酸化ストレスとは
区別できる訳ではないから、生体の酸化的損傷の観点からみると悪影響は似ている筈で、
類似症状の発現もそれ程不思議ではないのかもしれない。また、放射線誘発の酸化ストレスの下では、
パラフェニレンジアミン(PPD)の中毒症は、通常より発症し易くなっているかもしれない。
あと、パラフェニレンジアミン(PPD)の中毒の場合、メトヘモグロビン血症を引き起こすらしいから、
このスレでよく報告される貧血様の症状がある人の中には、この状態にあたる人があるのかもしれない
(臨床的には、症状としてチアノーゼが出ないと(血液中のメトヘモグロビンが15‐20%以上あたり)、
治療しない雰囲気。放射線症だとチアノーゼは余り聞かないし、多分ここまで重くなることはない
のであろうから、2〜15%あたりでふらついている感じだろうか)。
メトヘモグロビン血症
ttp://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0413.htm >メトヘモグロビンとは赤血球内のヘモグロビン中の核をなす2価の鉄イオンが酸化されて3価の鉄イオンに
>なったものであり,酸素結合・運搬能力が失われた状態である。
>血液中のメトヘモグロビンが1‐2%以上に増加した状態をいう。
>・・・15‐20%以上に増加するとチアノーゼを生じ,
>40%以上では頭痛,めまい,呼吸困難,意識障害などの症状が出現する。