原子核の安定性は核子(陽子と中性子)の数と関係があって
核子数が奇数のものよりも偶数のものの方が
安定性が高くなる傾向にあることが知られている
(核子数の合計ではなく陽子と中性子を別々にカウントする)
ちなみに陽子と中性子が共に奇数の安定同位体は4種類しかない
また偶数の中でも特別に安定度の高くなる数があって
それらは「魔法数」と呼ばれている
核子数とはすなわち原子量であるから
>>621に書かれているような
「原子量と原子の安定性は関係ない」といった認識は誤りということになる
また陽子の数とは原子番号のことだから
原子番号と原子の安定性も無関係ではないことになる