佐賀知事が辞任否定 九電報告書再提出も影響せず
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269115 九州電力のやらせメール問題で、九電幹部に対する自らの発言メモが公になる前に、
辞職に言及したとされる佐賀県の古川康知事は19日の定例記者会見で、「今回の
問題で職を辞す考えは持っていない」と、明確に辞意を否定した。九電は最終報告
書の内容を見直し、再提出する方針だが、「(その内容で)私の進退が左右される
ことはない」とも述べた。
<中略>
また古川知事は九電第三者委が発足する直前の7月27日昼ごろ、同社の真部利応
社長から電話があったことを認めた上で、「『調査が始まっていない段階で、進退
を含めて何らかの態度を表明するのは早過ぎる』などと話があった。擦り合わせや
意識合わせはしていない」と説明した。
また九電玄海原発(佐賀県玄海町)4号機が復水器のトラブルにより自動停止した
問題で、九電から県に「現在も原因を調査中で(定期検査にそのまま入るかなど)
対応も未定だ」との報告があったことを明らかにした。
再稼働については「現時点で何も言えない。決めていない」と述べるにとどめた。