なんかいいたいやつ書き込め

その可能性はある。だが今のフタナリ流行は
また別の要素が絡んでいるようにも思える。

ａ：例えば男性向け成人漫画雑誌の表現において、
その大半が、女性が達する描写で男性のオーガズムを
迎えるように描かれている。
これは単に「イクときに小汚い野郎の呆けた
ツラやケツなんて見たかねーよ」という男性の
ニーズを汲み取ったと考える事もできるが、
射精時に女性のオーガズム表現描写を合わせる事で、
感情移入の度合いによっては、登場キャラの女性の
オーガズムを、男性である自分が擬似的に体感している
部分も出てくる。
このような後天的な「すりこみ」によって、本来ならば
男性特有の現象である射精快感と対象となる女性像の
共存が具現化したものとして、フタナリというシンボルが
男性向け成人漫画でもてはやされているとも言える。

ｂ：もう一つの考え方としては自分の中にある潜在的な
ペニスへの憧憬を、自分はゲイではないかという不安に
よって理性が拒絶するも、その葛藤が代償物として
女性の体を持ちペニスを持つフタナリへの嗜好という形で
現れたとするもの。ただしこれはゲイ嗜好とは厳密に
区分されるべきもので、どちらかというとペニスへの憧憬は
幼児性の自己愛の発露と見るのが妥当だろう。
（小さい頃おちんちんをいじって気持ちよくなったり大きくなったり
する事に興味を持った事ない？それです）

ｃ、あるいはｂ’：こちらの方は自分の潜在的なゲイ嗜好と、
それを拒絶する理性との葛藤で、その代償としてフタナリを
求めるもの。つまり、自分をゲイと認めるのは嫌だから、
エクスキューズとして女性の体を持ち、かつペニスがある
フタナリに自分の性衝動を変換させているもの。

ややこしくなってしまったので簡潔にまとめると、ａは嗜好の
対象は女性、ｂは自分、ｃは男性という事。ただしａから転じて
ｂやｃになる事も充分にありえる。