Bar Love Affair ★★★

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19Littleboy ◆1945xnQY
幸せの基準とは一体なんであろうか。
無論、極めて相対的な事であり、例えば今回の例を取り上げるならば
ハイジャックした飛行機で祖国の為、自らの宗教の為にまさに文字通り
命懸けであのバベルの塔に突っ込んだ彼らは間違いなく幸せだっただろう。

貴女にとっての幸せ(子供を授かる事)が、彼にとっての幸せでは無い。
彼にとっての幸せ(セオリー通り、籍を共にし、その籍の下に子を設ける事)が、
・・・貴女には届かない場所にある。

いわゆる、平行線と言うやつだ。
永遠の彼方で交わる事が出来る。つまり、交わる事は出来ない。

命は、おもちゃではない。
決して、軽々しく手に入るモノでもない。

極めて当然の倫理観、常識を携える者ならば、
彼の回答に疑問は抱かない。だけれども、物事には、何事も大いなるバックボーンがある。

バックボーンがあるからこそ、俺は貴女の望みを支援する。
ただ、そう簡単に歩める道でも無い事は、誰しもが理解している事だろう。

愛とは何だ?
同性として、野郎の立場から考えるに、
はい、どうぞと言うわけにもいかない。しかし、答えない事には
彼女を不幸に追いやる事になるのかもしれない。

自分が可愛いか?
それとも、相手を思おうか?

相手を思う、と言う事をベールに、自分の保身に走っている部分が無いだろうか?

二つしか無いと思っていた岐路はどう言うわけか
無数に枝分かれを始めたようにも思える。

結局、道は一つや二つでは無いと言う事、か。
では、どうすれば良い・・・