心の内をぶちまけましょうvol.9

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137名無しさんの初恋
わたしは小さいころから猪木のビデオをみて育ちました。
でも中学に上がるころ病気になり失明しました。
暗闇の世界で、猪木の存在はどんどん大きくなっていきました。
大晦日に大阪へ行ったのはそんな時でした。

イノキ・ボンバイエがかかる中、猪木が走ってくるのを感じました。
わたしの脳裏には猪木のすがたが鮮やかに映っていました。
「1,2,3,ダーッ!!!」
声をあわせて右手を突き上げた瞬間、わたしは体がカッと熱くなるのを
感じました。そして頭の中でなにかが爆発したのです。
真っ白な光の洪水の中に、猪木が笑って立っていました。
初めはおぼろげだったのがだんだんはっきり見えてきて、その姿の
神々しさに涙があとからあとから出てきました。

その時からわたしは光をとりもどしたのです。