1 :
Mr名無し:
携帯の画面に浮かんだのは、先日から僕が家庭教師で担当している
女の子の名前だった。彼女とは辺り障りのない話をし、知り合い
程度の関係になっていた。自分の彼女以外の女性と親しく
しないようにしていたから、このような突然のTELにも、あまり
期待するものはない。
携帯から聞こえてきたのは、彼女のかすれた声。風邪を
ひいたらしく、重そうな声をしている。
「今日、勉強無理そう?」
「無理かも・・・。でも頑張る。」
その言葉とは裏腹に、行ってみると頑張るどころでは
ない。熱がかなりある。
僕はすぐに彼女に休むように言った。彼女は黙ってうなずくと
ベッドへもぞもぞと入っていく。僕はキッチンを借りて料理を
作る。まずいかもしれないが、栄養は保証できる。料理ができ上
がる頃には、彼女は寝入っていた。好きでもない女性の寝顔を
見るのは初めてだったし、それは僕にとって婀娜めいていた。
「先生の彼女って、幸せだね。羨ましいな。」
と、作った料理を食べながら彼女はそう言った。そして帰り際に
僕にキスをしてくれた。それは唇からほんの少しずれた、ぎこち
ない、遠慮がちのキスだった。
※だれかマターリする虚構を書いておくれ。わしにはこれが
限界じゃ。
2 :
名無しさんの初恋:01/08/27 22:03 ID:aMWVHSoc
あなたと私はある日、くだらない世の中を捨てて
遠い島のどこかで暮らし始める。
行方は誰も知らない。
株と貯金で収入を得るので
生活は問題なし。
毎日は美しい景色と、美味しい食べ物に囲まれ、
二人は毎日、一日中愛し合う。
音楽を聞いたり、踊ったり、歌を歌ったり‥
インターネットで時々世の中の動きをチェックする。
「世の中が変わったら、街に出よう。
もし変わらなくても‥」
3 :
名無しさんの初恋:01/08/27 22:12 ID:PnteutHw
いいね〜。そんな暮らし。
でも3日に1っ回くらいショッピングしたり、外食しないと。
4 :
おおむら:01/08/27 22:13 ID:KgJR1gRM
オレは仕事に疲れぐったりしていた!!
こんな時はモウ何もする気がしやしない!!
腰も痛むしな!!
(殻に閉じこもってマターリするか)
オレの妄想タイムの始まりだ!!
・・・・・
何時間アッチの世界に逝ってた事だろうか!!
APのドアに小さく
トントン
オレを現実に引き戻しやがった!!
(ワレ誰や)
そっと開けて外を伺う。小さな影!!
「今いい?」癒されるような元気の良い声だ!!
「ああええよ。上がって。」
先日越してきた○○たんであるハアハア
「インターネット教えてよ。あと、タピオカお願い!」
少なからず好意を抱いてたオレ!!ニッコリOKの返事を返す!!
が、「イツツ!!」腰痛はどうにかならないものか!!カッコ悪い!!
「腰いたいの?踏んであげよっか?アタシ上手だよ。」
え!カッコ悪いが・・断るには勿体無い!!たのむよと!!
「ウン!1・2・1・2・・・・」
小気味良いリズムで・・・
1・2・1・2・・・
1・2・1・2・・・・
オレは虚空の彼方、心地よい大地に両手両足を溶け込ませるように!!
グタっと全てを任せ力が抜けた瞬間!!
「あ!!」
いてえ!!
彼女はオレの上に振ってきた!!振ってきた!!
重なる二人!!
目があった!!俺たちは動けなかった・・・・
5 :
2:01/08/27 22:15 ID:M7LBvkkQ
3>あきた。
もう何もかもあきた。
今は愛が必要なんじゃーっっ
6 :
:01/08/27 22:22 ID:pJBOkCBs
グー。
「寝ているんじゃないぞ、腹が減っているんだ。
はぁ、依頼人がこねえ。このままでは死んでしまう。」
がちゃ。
「お!依頼人か!! 。。。。なんだガキか大人らしく対応するか」
「なんだよ、人がいるのかよ。こんな倉庫に人がいるなんて、
ちぇっ、ほらよ、1000円。」
「ほらな、言ったろ。ルンペン探偵が住んでるんだって」
「てめえらぶん殴るぞ!!!」
「うわぁ、逃げるぞ!!!」
「ふっ、大人らしく対応してやったぜ」
7 :
名無しさんの初恋:01/08/27 22:22 ID:PnteutHw
あきないでよー。
8 :
Mr名無し:01/08/27 22:26 ID:TBlKUfGw
すまん。削除依頼出しておく。
回線切ったからID違うけど、1です。
音楽でも聴いてマターリしよ。
9 :
おおむら:01/08/27 22:28 ID:KgJR1gRM
ガーーーン
10 :
2:01/08/27 22:50 ID:aMWVHSoc
7 疲れたぜ、買い物も食事もいーよ、もう。
あとみんなの妄想けっこう面白いよ…
11 :
名無しさんの初恋:01/08/27 22:56 ID:PnteutHw
どうしてそんなに意地悪なの?
私がなにかした?
いつも彼女が横にいた。
いかにも女の子らしく、いかにも何もできなさそうな、いかにも守って
やりたくなるような、そういう女性。
控えめな笑顔が、いつしか僕から自由を奪っていた。
彼女の、「幸せになろうね」という台詞には、いつも、養ってくれ
という言葉が潜んでいた。
控えめな笑顔。しあわせ。結婚。
それらのもたらす、強い緊迫。
僕は、いつしか、彼女の恋人としての僕以外を演じることが出来なく
なってしまっていた!
僕は、彼女の恋人になるために産まれてきたのだろうか?
僕は、男として、生物として生きることは許されないのだろうか?
そんな不安が、僕を苛んでいた。
そして、今日。
彼女と一緒に伊豆に来た。
彼女の両親に挨拶するためだ。
「お義父さん、娘さんを僕にください」
その台詞を言うためだ。
これでいいのだろうか?
このまま、彼女と結婚して、子供と彼女を養う為の人生に
埋没していくことが、僕の人生なんだろうか?
うずまく疑問。
安定を求める心と、自由を欲する心の葛藤。
たまらず僕は、彼女の実家から飛び出して、あてどもなく走り回った。
叫んでいたかもしれない。泣いていたかもしれない。
ただただ、必至に走った。
喉が焼け付くように渇き、脚はもつれて前にはまともに進んでいない。
でもひたすら走った。意識が切れるそのときまで。
気づいたとき、僕は寝かされていた。
ともかく起きあがろうと、体を起こしかけたとき、枕元から声がかかった。
「そのまま、寝ていて。」
見ると、そこには、僕の彼女とは正反対の女性がいた。
枕元であぐらをかき、こちらを見ている。
そのよどみのない、力のある目を見つめた瞬間、僕はその子に恋をした。
彼女の体中から、自由が、薫っていた。
13 :
名無しさんの初恋:01/08/27 23:17 ID:KgJR1gRM
age
14 :
Silver moon:01/08/28 00:18 ID:ma.S7.JQ
>12
コピペじゃなかったら芥川賞。
15 :
2:01/08/28 00:29 ID:lTJm8NZ2
12>エロいね イイネ
一ヶ月の休暇。
僕に与えられた安らぎの時間。
どこか南の島に行こう。
綺麗な海に会えたらそれだけでもいい。
綺麗な娘がいれば最高だけど。
↑
キモいぜっ!!
18 :
名無しさんの初恋:01/08/28 07:28 ID:fCH5nfQ2
削除依頼後レスが付く困った状態
19 :
名無しさんの初恋:01/08/28 07:32 ID:BQHax2KY
なんでもないことが幸せ。
この言葉が嘘だと感じる。
20 :
名無しさんの初恋:01/08/31 07:50 ID:2qH1v69Y
良スレなんだよっ
削除依頼が出ててもよ!
21 :
おおむら:01/08/31 08:15 ID:jP2E10PA
>>20 分かってる!!
オマエ書かねば!!どうよ!!
じゃ!!
22 :
名無しさんの初恋:01/08/31 08:25 ID:2qH1v69Y
>>21 鋭意製作中だ!!
ネットカフェで店員に読まれて消しちまった!!
読まれた上に消してまった(藁
作り直しだ!!
今晩あたりに書く予定。
23 :
2:01/08/31 09:03 ID:M4yer1PE
おう。みんな元気か。私はちょっとタイヘン。
6の続きが読みたいよ。
「世界の終わりには一緒にいよう。
あなた以外何もいらない。
ふたりだけがいい。」
涙がこぼれそうなのをこらえて、彼女は言った。
彼は「知ってるよ。オレも。」といって、甘いくちづけを。
24 :
名無しさんの初恋:01/08/31 10:01 ID:l1MPQdX2
開け放った窓から、夕暮れの涼しい風が吹きこんでくる。チリーン、と風鈴の音が
一つ・・・。
すっと首に回る腕、甘い香り、柔らかな温もり・・・。抱き付いてきた君が、背後から
頬をよせる。
読みかけの本をパタンと閉じて、私は目を閉じる。甘い香り、柔らかな温もり・・・。
愛しい切なさが世界を支配する。
「ねえ・・・。」
耳元でささやく、少し甘えた声。
「ん?」
背中にかかる心地の良い重さを感じながら、私は彼女の髪に手を伸ばした。何度
も撫でてきた、君の髪。
「・・・お腹すいちゃった。」
君の声に苦笑しながら、、私はデスクの上の車の鍵に手を伸ばした・・・。なんでも
ない日常の幸せな夕刻。どこにでも転がっている、ほんの小さな幸せ・・・。
どこかで、ヒグラシが鳴いている・・・。夏が過ぎて行く。ゆっくりと・・・確実に・・・。
・・・・・・・俺の無くした物は、限りなく大きい・・・。
25 :
2:01/08/31 10:16 ID:wntFxNhY
↑きれい。
26 :
文士:01/08/31 10:32 ID:F6vAb8..
どこまでも続く山道を2人はずつと歩いてゐた。
一緒に出発したメンバーたちは、はるか先を行つているのだらう。
「だれもゐないですね」
彼女がそう言つても、おれは黙つたまゝだつた。
突然おれの右手に暖かな感触が伝わる。
「手、つないで・・・・ください。だれも見てませんから」
「君には彼がゐるだらう?」
今度は彼女が黙つた。
彼女にはつきあひはじめて1年の男がいた。その男の存在がおれにブレーキをかけさせてゐた。
ただなぜか手を離す気にはなれなかつた。
1キロほど無言で歩いて、彼女はゝつきりと言つた。
「別れます。別れたら・・・・先輩・・・・」
前を見つゞけながら、おれは彼女の手をしつかりとにぎりしめた。
27 :
おおむら:01/08/31 22:27 ID:GzkRHQy2
28 :
名無しさんの初恋:01/08/31 22:31 ID:Y3./u5xg
29 :
名無しさんの初恋:01/08/31 22:32 ID:JDZSSNHo
このスレ、引く。
30 :
まどか:01/08/31 22:34 ID:jDqzwlNA
わぁい楽しそおーまどかも混ぜて混ぜてえー♥
「紫陽花」
通常人嫌梅雨、然季節各々其美有。
梅雨、紫陽花最綺麗。
紫陽花思雨、欲雨。雨即是紫陽花的恋人也。
恋焦雨、被雨打、紫陽花増色彩、益々綺麗。
此、恰、女性成綺麗所以一緒也。女性、恋焦男性、接男性、染頬、染心、成行綺麗。
紫陽花最初是無色彩、極素。成其色所以者是恋也。恋為紫陽花美花、亦為女性美人。
女性諸君、乞願、為恋愛、成美人。
32 :
名無しさんの初恋:01/08/31 22:57 ID:cTlje8/Q
クーラーで人工的に冷やされた部屋では、ガラスのコップだけが汗をかいてる。
この前磨いたばかりの窓ガラス。その向こうには青い空と白い雲。
ガラス一枚向こうの世界は、想像を超えているに違いない。
この部屋には、あたしと君だけ。
低いクーラーの音、涼しげな氷の音、そして、君が本をめくる音。
長い睫で行を追うのがわかる。
普段は「綺麗」なんて形容、似合う君じゃないんだけどね。
そうやって本を読む君は、なんだかとっても綺麗に見える。
「何だよ」
あたしの視線に気づいて問いかけてくるけれど、曖昧に微笑んで、ガラスを指して返す。
「外、すごいんだろうね」
「だな」
興味無さそうに、視線は再び本へと落とされた。
別に嘘はついてないけど、密かな感想は密かなままで。
「……ねぇ。涼しくなったらさ、一緒に散歩いこうよ。」
34 :
おおむら:01/08/31 23:04 ID:GzkRHQy2
>>寝たろう
ようはアジサイ美人は良い女ってことか!!
>>32 散歩逝く!!
35 :
24:01/09/01 02:21 ID:t6xud7KE
すいません、虚構じゃなくて、ホントになくした現実です。
スマソ。(T_T
36 :
24:01/09/01 02:32 ID:4IgXkt/w
ボンネットの上を、光の波が駆け抜けてゆく。
さっきまで、はしゃいでいた君が、助手席で眠っている。起こさないように
慎重に慎重にクラッチをつなぐ。ハンドルを回す。
いまの僕なら、どんなショーファーにだって負けない。
小さな寝息を乱さないように、慎重に慎重にクラッチをつなぐ。ハンドルを
回す。
もう少し走れば、宝石箱をひっくり返したような夜景が広がるだろう。慎重
に、慎重に・・・。起きた時に、うんとビックリさせたいから。
太陽が沈んだ町は、その汚れを隠すように輝きを増してゆく。もう少し走れ
ば、宝石箱をひっくり返したような夜景が広がるだろう。
「夢」
夢是睡眠中皆体験。然乍、覚醒時記憶不記憶差有、因道分岐。我近頃一向不覚夢、誠残念也。
過去楽夢各種有。我体験中最楽是天女共一夜也。
当時我是大学一回生、未経験即童貞也。幾女性誘我共夜営、然乍我求意中的女性而断其等誘惑。
意中的女性不出現儘、時間経過。我過悶々的日々。
或夜睡眠中、自廊下窓来天女而入我的寝床。
我見彼女、薄滑天衣、透通素肌、軽動的仕草、深美的両眼。
自何処芳香漂、我瞬時被魅了而直感彼女是天授初女性。
彼女覆被我身体而取去我寝間着上衣。軽接吻後、彼女接吻我胸板。我撫彼女長髪、嗅其之香。
我気付両人身体有空中。無体重。我再接吻彼女、其最中両人身体緩空中回転。
彼女依然着天衣而我不可見彼女的裸体。然、我十分感彼女身体。天衣是差程薄、殆等無存在。
彼女再覆被我身而取去我寝間着下衣。我恥裸体、抱付彼女上半身。我埋鼻於彼女的両胸。彼女少振。
我的陽物接触彼女的陰。彼女優導我的陽物、挿入彼女的陰中、之即合体也。
不知動方法、我任彼女動作。彼女余不動、寧楽包込我陽物。我感恰全身溶込彼女的陰。
我童貞故時間余不長。射精彼女的陰中。覚疲労而彼女横再睡眠。
翌朝目覚時、彼女不在。
我一旦思昨日的出来事是夢也。常識的有得無事。彼女不発只一言。美過。
然、我見窓開放。昨夜我鍵閉其窓。
我確認陽物。確射精実感、然、精跡全無。仮令夢精、精跡絶対存在。説明困難。
我行窓、果、彼女残香有。我漸知、彼女是実在天女也。
其後幾年我待彼女来訪。然、不可再見。彼女是天授初女性也。
38 :
挽歌:01/09/01 03:02 ID:w2K8bHik
おお、優良スレ?
パクりまくろう。
>>38 ちなみに俺のはパクリではないので、よろしう。
前にほかのとこに載せたものだが、スレ汚しすまそ。
でも、
>>37 は実体験だからね。
40 :
もののふ:01/09/01 03:08 ID:viT13k9M
これらは、本当の中国語なの?
42 :
挽歌:01/09/01 03:14 ID:w2K8bHik
流し読みしてもエロい。
43 :
名無しさんの初恋:01/09/01 03:56 ID:8NnGLgXM
37>笑った!遊び漢文。空中回転って‥(W
読みやすいように訳載せて。
44 :
名無しさんの初恋:01/09/01 07:14 ID:FNaKEf/.
24の作品、出来が良すぎてとてもじゃないけど
俺の落書きは掲載できねえ!!
やり直し!!また明日!!
45 :
おおむら:01/09/01 08:57 ID:bIPIQGmo
>>三年
じ、実体験なのか!!
窓開けれ!!
実は良い話じゃないか!!ウットリ
>>44 え!!
46 :
文士:01/09/01 09:44 ID:U6ZvRpYY
先輩、お元気ですか。わたしのこと覚えておられるでしょうか。
先輩が上京して3年が経ちましたね。
サークルでは大変お世話になりました。
わたしのわがままも、ずいぶん受け入れてくださいましたね。
わたしは先輩のことが本当に好きでした。愛していました。
わたしの最初の男も実はあなただったのです
(そのときは見栄をはって処女ではないといいましたが)。
先輩以上のものは大学にはありませんでした。
卒業して上京されると聞いたとき、わたしは信じられませんでした。
ずっと近くにいようねって言ってくださったのに・・・・
でもいつか帰ってきてくれる、それまで待っていよう・・・・そう決めたのです。
あれからの大学生活は先輩からのメールだけが、恋でした。
この春先輩がご結婚なさると聞いて、わたしは言葉を失いました。
「おめでとうございます」って言わなければならないのだけど、ごめんなさい。言えません。
先輩が結婚すると決めた人ですから、奥様はきっと素敵な女性なのでしょうね。
わたしが東京へ行くことがあれば、ぜひ会わせてください。
わたしは今年大学を卒業します。
就職は地元の銀行に決まりました。
先輩の新しい門出を祝いつつ、筆を置くことにします。
47 :
おおむら:01/09/01 09:49 ID:bIPIQGmo
線の細い女性にホレ気味!!
>>46 ウットリ!!
48 :
おおむら:01/09/01 09:54 ID:bIPIQGmo
こ、コピペだが・・・・ハアハア
オレは今日も薙ぎ倒し薙ぎ倒し歩いていたぞ!!
そこに出くわす殻野郎供!!
「オマエら道を開けろ!!」
「氏ね氏ね氏ね」
纏わりつく殻!殻!!殻!!!
オレもいつしか殻の中!!
ピンチってやつでは!!ゴーン(鐘の音!
「如何なされました!!」
オレは殻の隙間から声の方を伺った!!
光だ!!光!!手の届きそうな所に美しき光!!ハアハア
オレは声を出そうとした!!
ところがどっこい!殻が口から入りやがる!
オレは殻を掻き分け掻き分け外を目指した!!
ところがどっこい!!払った殻がまた層になり!
「・・・・・・」
光が見えない!!さよならなのか!!
殻は硬く閉ざされて!!!
ああ、オレはもう・・・・
ドーーーン!!ドガン!!
「大丈夫ですかい!!」
光はオレを包んだ!!光がオレの殻を!!
そのコが無理やり叩き出した!!
オレをこじ開けやがったんだ!!
「こ、こんちくしょーー!!」
49 :
名無しさんの初恋:01/09/01 10:10 ID:XE0katwE
なんだか
ドスコイドスコーイ!!
といった印象の文ですね。
マターリとは違った‥
50 :
24:01/09/02 02:41 ID:xW7BZpcw
となりで、君が眠っている。鼻の頭を、ちょっとつついてみる。
ころん・・・と寝返りをうって、君は僕に背を向ける。
僕はベッドを抜け出して、焼きたてのクロワッサンを買いに行く。
パンとサラダを並べるころ、君が目をあけて背伸びする。
”んー・・・。”
眠い目をこすりながら、ごそごそと起きてくる。コーヒーメーカー
に挽きたての豆を放り込み、ツナ缶とオクラを小鉢に開けてサラダ
の代わり。
なんでもない、日曜の遅い朝。
大好きな日曜の、遅い朝。
51 :
名無しさんの初恋:01/09/02 02:57 ID:DeHzwAds
>>50イイ!!イイ!!
・・・しばらくやってない・・・
52 :
名無しさんの初恋:01/09/02 09:04 ID:JCfF4GWM
>>50 いい。オクラなん?
「泥水のようなコーヒーを頼む」
俺ははいつもの決まった言葉を繰り返す。
朝というには遅すぎる、昼前の朝食の一興。
ワイルドでダーティ、クールな男を真似してのことだ。
最も俺の44は模造品ではあるのだが・・・苦笑
「そんなの飲んで、体に毒です!」
オマエは何時からそこに居るのだろう。
俺のダンディズムに釘をさし、
薄い、希薄なコーヒーを差し出すんだ。
たしか・・・・
「ワタシを雇いませんか?コーヒーぐらいは入れますよ」
突然の来訪。
アッケラカンとする俺の前で、アメリカンを差し出した。
そのまま、いついてしまったんだな。
良く考えれば、俺はお前の素性を知らない。
お前は、俺のことどこまで知ってるんだ?
ウーム・・・
「何を難しい顔してるんですか?今日はクライアントが来る日でしょう?」
「あ、いや少しな。」
今は考えまい。
この、溶け込んだセピヤの部屋を楽しむのも一興ではないか。
53 :
名無しさんの初恋:01/09/02 17:55 ID:pxLxlUb2
age
54 :
名無しさんの初恋:01/09/02 18:47 ID:gSsyg1b2
もし、あたしが友達の演奏会に行っていなかったら。
もし、君が友達の演奏会に来ていなかったら。
きっと再会なんてあり得なくて、今一緒の時間を過ごしてなんかいなかった。
昔の幼い、淡い恋心が叶うなんてなかった。
偶然と偶然が重なって、幾つか道を遠回りして、今此処まで来ている。
ねぇ、これを奇蹟だって思ってもいい?
この恋を最後の恋にしてもいい?
素肌と素肌が触れ合って生まれる暖かさ。
穏やかな幸せが身体を包む。
ありきたりな言葉だけど、
隣に君が居てくれるなら夜の闇も安らぎに変わるの。
朝になって起きるまで、この手をずっと離さないでいてね。
君が良いと言うならば、起きてからも、ずっとずっと。
55 :
名無しさんの初恋:01/09/02 18:55 ID:gSsyg1b2
ふと思ったんだけど、
ここの書き手は男性が多いのかな?
56 :
名無しさんの初恋:01/09/02 19:12 ID:pxLxlUb2
57 :
名無しさんの初恋:01/09/02 19:13 ID:pxLxlUb2
58 :
名無しさんの初恋:01/09/02 22:43 ID:lM6O0BxQ
age
59 :
名無しさんの初恋:01/09/03 09:47 ID:7DTVWu5c
七夕の夜を先輩とすごせるとは、去年のぼくにはどうして想像できたろう。
「あの雲が抜ければ、天の川も見えるのにね」
「そうですね」
ぼくは先輩を見つめながら言った。
カシオペアと北斗七星は見えるのだが、空全体は雲がかかった状態である。
「もう少し、歩きませんか」
先輩は街から離れるのを少し躊躇したようだったが、ぼくにうながされ広い公園にやってきた。
誰もいなかった。2人以外は。
突然ぼくの体を先輩がおおった。
「怖い。佐藤くん、怖い」
「何がですか?何も怖くないですよ」
無意識のうちに、ぼくも先輩を抱きしめていた。
半泣きになりながら先輩はぼくの顔を見上げ、安心したようにぼくの体から離れた。
「ごめんなさい。なにか・・・・急に怖くなったの」
先輩はくすっとひとつ笑ったあと、近くのベンチに腰をおろした。
ぼくはその横に座り、先輩の唇に自分の唇を重ねた。
60 :
名無しさんの初恋:01/09/03 09:48 ID:0ammL0Ps
>>55 貴方の言っている通り、ここの書き手は男性が殆どでしょう?
私は女性ですが今が初めてです。
61 :
名無しさんの初恋:01/09/03 21:54 ID:1cSgyerw
>>59 佐藤くんが気になりますが・・
素敵ですね。
62 :
名無しさんの初恋:01/09/04 05:49 ID:mGn.DnhU
シーナかわいいよな
63 :
名無しさんの初恋:
「あたし、せんぱいのことすきですっ。」
なんて一言だけ言って、走って逃げないでくれよ。
僕の返事も聞かずにさぁ。
その次の日に僕が
「昨日はありがとう。僕は…」って言いかけた時も
両手で耳塞いで「わあぁ〜!!」って頭ぶんぶん振って。
また照れて僕の返事を聞いてくれなかった君。
君が
「せんぱい?あのとき…何て言ったのか教えてください…」
って言ったのは2週間もたってから。
『僕はずっと君が好き、って言ったんだよ』