10年以上会っていない初恋の人との再会

厄祓いを終え、最初に思ったことは初恋の人に会いたいという気持ち。
そんな男は何処へ向かうのか。

これは、一人の男が綴る恋の健忘録。

スペック
♂　24
大学院生
女性に嫌悪感より好印象を持たれる程度にはイケメン

相手
♀24
病院関係
天使

3月16日日曜日
最近、事故や怪我病気。インフルエンザ中に彼女に振られるというライフイベントが立て続けに起こった。
そんな、運の悪さを一転するため、厄祓いに、その時ふと初恋の人に会いたいと思った。
名前しか覚えていない初恋の人、探すのは困難だが、facebookという恐ろしいツールが存在する。
検索ヒット、友達申請、メッセージ、5分もかからなかった。
彼女は僕のことを覚えていたし、会ってみようという、提案にも乗ってくれた。
懐かしの小学生時代の話し、君と僕との思い出、その時の気持ちが蘇り会ってもしないのに恋に落ちてしまった。
さる、3月の下旬、僕は君の居る場所へ会いに行く。

3月17日月曜日
終わることのないメッセージのやり取り。
君から聞いた、あの頃好きだったという言葉。とても心に響いた。
その直後に、彼氏いる発言、覚悟していたがそれでもショックは大きかった。

心のなかで会った時に奪い取ってやる気持ちで一杯になった。

3月20日木曜日
途切れないメッセージ、ただ彼女が今年中に入籍してしまうことを知る。

どうする、俺。

�@結婚潰すまで彼女を落とす。
�A友人として彼女の幸せを祈る
�B一時の気の迷いだとして心のなかで封印
�C実は彼女のことはなんとも思ってなかった。

9歳の恋ですよ？今やその場所なんて影からみたら…